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カワサキ・250A1サムライ : ミニ英和和英辞書
カワサキ・250A1サムライ[にひゃくごじゅうえーわんさむらい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


カワサキ・250A1サムライ : ウィキペディア日本語版
カワサキ・250A1サムライ[にひゃくごじゅうえーわんさむらい]

250A1サムライ(にひゃくごじゅうエーワンサムライ)とは、当時の川崎航空機工業1966年から1971年まで販売していた、250cc2ストロークエンジンを搭載した普通自動二輪車(軽二輪)である。日本国内での名称は250A1、サムライはアメリカでのペットネーム。
なお、川崎重工業統合以前の製品ではあるが、便宜上、本記事では川崎重工業、あるいは現行制度下での川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーの製品と解釈する。
== 概要 ==
国内最後発オートバイメーカーである川崎重工業は1965年10月の日本グランプリよりロードレースへの参加を開始した〔国産二輪車物語 P. 172〕〔カワサキモーターサイクルストーリーズ P. 52〕。そして、カワサキブランドでは小排気量実用オートバイだけを生産していた川崎重工業が、カワサキブランドでのスポーツモデル分野の開拓に採用した車両が当時のロードレーサーKACスペシャルと基本設計を共有する250A1であった〔。これは当時、単気筒エンジンには採用されていたものの、直列2気筒エンジンとしては先進的な、グランプリマシンに通じる発電、点火系統を背面レイアウトとしたロータリーディスクバルブ吸入を特徴とする車両であった〔。〔ブリヂストン180が単気筒BS90系を直列化させた車両に採用した前例はあったが、250ccフルスケールとしては初であった。〕こうして開発された250A1とともに、翌1966年3月には初めての海外挑戦としてイギリスブランズ・ハッチへ125ccレーサーを送り出し、実用車メーカーにとどまらない経営転換を行った〔。
1966年当時の日本のスポーツモデルでは欧州のスポーツモデルのようなタンクが球形に近く、丸みをおびたデザインが主流であった〔。一方、A1はアメリカで販売を行っていた商社や現地マーケティング担当者の声を受け、アメリカに多く見られた前後に長いティアドロップ型のガソリンタンクや、キャンディレッド×ホワイトのカラーリングを採用し、アメリカでの流行を取り入れたデザインが採用された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カワサキ・250A1サムライ」の詳細全文を読む




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