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カワサキ・85J1 ( リダイレクト:カワサキ・J1 ) : ウィキペディア日本語版 | カワサキ・J1[はちじゅうごじぇいわん]
85J1(はちじゅうごジェイワン、ジェイワン)とは、当時の川崎航空機が1964年から販売していた、85cc2ストロークエンジンを搭載した小型自動二輪車である。 なお、川崎重工業統合以前の製品ではあるが、便宜上、本記事では川崎重工業、あるいは現行制度下での川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーの製品と解釈する。 == 概要 == 発売当時、高性能を謳う車種を持たなかったカワサキが1960年代の最新技術であったロータリーディスクバルブ吸入方式を採用し、技術力の高さを広める目的で開発された車両〔カワサキモーターサイクルストーリーズ P. 84〕。82ccという排気量でありながら他車のフルサイズ90ccエンジンに見劣りしない7.5ps/6,800rpmを発揮し、最高時速は90kmに達した〔。デビュー前のモトクロスレースにおいてもブリヂストンやスズキを相手に上位を独占するなど、性能の高さを遺憾なく発揮し、カワサキ車として初めてのバックオーダーをかかえるほどの人気を博した〔。本車両の販売面での成功によりロータリーディスクバルブの技術に自信を得たカワサキは、本車両を基に各種派生車種を開発し、B1やC1、D1、G1といった車種が販売された〔カワサキモーターサイクルストーリーズ P. 84-86〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カワサキ・J1」の詳細全文を読む
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