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カワサキ・Z-LTD(ゼット・エルティーディー、ゼット・リミテッド〔GooBike.com - GooBike特集 - クルーザースローライド 〕)は、かつて川崎重工業が製造していたオートバイのシリーズ車種である。 本項では、おもにLTDモデルと仕様違いの別バージョンであるCSRモデルを扱い、派生モデルや関連モデルについても解説する。ただし、ベースとなったロードスポーツモデルに関しては特に解説を行わないとする。 == 概要 == カワサキのLTDシリーズは、初期の国産アメリカンモデルである。1980年代前半から半ばにかけて、当時のアメリカンバイクブームに合わせて排気量別に製造販売されていたが、現在はすべて生産が終了となっている。海外向けモデルとしても輸出され、なかでもZ1000LTDやZ1100LTDなどは国内販売されなかった輸出専用モデルである。北米向け仕様は車名が「KZ-LTD」となる。 各モデルの車名は「Z○○○LTD」となり、「○○○」には排気量ナンバリングを原則としている。 以下に、LTDとしての特徴を挙げる。 * 既存の車種をベースにして仕様を変更したモデルとなる。 * 空冷2バルブエンジンを搭載する。 * 同一の排気量クラスで、単気筒と2気筒や2気筒と4気筒など複数のエンジン方式が存在する場合には、2気筒エンジン搭載モデルを「LTD-TWIN」と命名。 * キャスター角の広角化によりトレール量を増大させ、ホースバック・ライディングポジションをとる。 * キャストホイールを標準装備。ベースモデルが前後18インチ仕様であるのに対し、LTDでは前輪19インチ後輪16インチ仕様となる。 * プルバップ式のハンドルと、クッションに厚みのあるシートを備える。 * 駆動方式については、振動と衝撃の緩和、静粛性、整備製などの点から、ベルトドライブを採用する。 * 制動装置についてはベースモデルとは異なる仕様になる場合が多いが、ドラムブレーキもしくはディスクブレーキを採用するパターンにはバリエーションに幅がある。 以上は、基本的な特徴であり、これに含まれないモデルも多数存在する。 駆動方式については、一部にチェーン駆動のモデルもあり、のちにベルトドライブを採用した場合には「LTD BeltDrve」とサブネームが追加された。また、後年にはシャフトドライブのモデルも一部存在する。 1980年前後の段階では大排気量の大型モデルに採用され始めていたキャストホイールを標準装備しているが、スポークホイール仕様の別バージョンも存在する。この場合はLTDではなく「CSR」の名称が与えられた。 400ccクラスでのみ、2気筒モデルが「LTD」で4気筒モデルが「LTD-II」となっている。 1985年前後より、空冷V型2気筒エンジンを搭載する「バルカン(VN)シリーズ」や、水冷直列4気筒・水冷直列2気筒エンジンを搭載する「エリミネーター(ZL / EL)シリーズ」など、新しいタイプのアメリカンモデルがラインナップに登場し、1990年前後にはLTDシリーズの生産が終了した。 なお、バルカンシリーズにおいては「LT」のサブネームを持つモデルが一部存在する。2008年以降の900cc、1700cc、2000ccクラスにおいて、北米仕様VN-CLASSICの派生モデルとして「CLASSIC LT」がラインナップされている。通常のクラシックに大型ウインドシールド、サドルバッグ、バックレストなどを追加装備した豪華仕様で、このLTモデルはLTDと同義である(型式名などではLTD表記も見られる)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カワサキ・Z-LTD」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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