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カワサキ・Z1-R ( リダイレクト:カワサキ・Z1-R/Z1R-II ) : ウィキペディア日本語版 | カワサキ・Z1-R/Z1R-II[ぜっと] カワサキ・Z1-R(ゼット〈ズィー〉ワン-アール)およびZ1R-II(ゼットワンアール-ツー)は、川崎重工業が製造・販売していた総排気量1000ccクラスのオートバイである。 == 概要 == Z1-R はメディアの予想に反し好調な販売成績を残したが、逆にZ1R-II は2年間の販売で総計5000台に達しなかった。これは、同年発売の Z1000MKII がZ1R-II より廉価で、なおかつほぼ同等の動力性能を持っていたのと、Z1000MKIIのほか、ツーリング目的のZ1300(6気筒車)やZ1000ST(シャフトドライブ)も発売され、さらに1980年モデルでZ1R-IIより出力の高いZ1000Fuel Injection(Z1000H、燃料噴射装置つき)の登場で存在意義が失われた。欧州市場にはリコール問題の影響もあってイギリス・ドイツ等の大需要国への販売を行わなかった、などの理由による。 1980年、エンジンの徹底的な見直しと新製フレームを持つ1981年モデルのZ1000 (J) が発売され、Z1から出発したエンジン / フレーム構成は完全に姿を消し次世代へ移行したが、発売後数十年経過しても根強い人気があり、多くの車両が逆輸入され高値で取引されているモデルである。
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