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カンサスシティ・スタンダード : ミニ英和和英辞書
カンサスシティ・スタンダード[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

タンダー : [たんだー]
 (n) tender, (n) tender
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

カンサスシティ・スタンダード ( リダイレクト:カンサスシティスタンダード ) : ウィキペディア日本語版
カンサスシティスタンダード[ちょうおん]
カンサスシティスタンダード (Kansas City Standard, KCS) はコンパクトカセットテープにデータを記録する(データレコーダ)フォーマットの一つである。S-100バス等と並ぶ、1970~1980年代の初期マイクロコンピュータ時代の標準のひとつである。
BYTE誌が1975年11月7日~8日にカンザスシティでシンポジウムを開催し策定されたことからこの名がある(現在の日本では「カンス」と濁らせるのが一般的だが、当時の文献では「カンス」と清音での表記が見うけられる)。BYTE誌の6号(1976年2月号)pp. 72~73の''BYTE's Audio Cassette Standards Symposium''というレポート記事で報告・告知された。記事にはシンポジウムの参加者は18名とあり、表1の参加者リストにはビル・ゲイツ(所属はMITSとなっている)の名前も見える。
FSK変調で、マーク(1)を2400Hzの8サイクル、スペース(ゼロ)を1200Hzの4サイクルで表現する。よって300bps、300ボーである。当時は提案される全ての方式が2値変調であったためということもあるが、bpsの代わりに本来は変調レートの単位であるbaud (ボー)という語が使われることが多かったのはこの頃からである〔コンピュータの通信以前からあるテレタイプライタなどの時代から「ボー」は使われていた、といったこともある。〕。マンチェスターコードないし2周波コードを冗長にしたようなもの(The recording technique is a redundant form of Manchester or bifrequency code (以下略))という記述が記事中にはある(:en:Manchester codeも参照のこと)。
== 参考文献 ==

* BYTE No.6(1976/Feb) pp. 72~73 ''BYTE's Audio Cassette Standards Symposium''
* 『トランジスタ技術』1977年7月号「プログラム交換・標準化へのみちしるべ カンサス・シティ(KC)スタンダードについて」(同誌編集部)
* 安田寿明『マイ・コンピュータ入門』p. 179、『マイ・コンピュータをつかう』p. 281

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カンサスシティスタンダード」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kansas City standard 」があります。




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