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カンノンチク属(-ぞく)とは、ヤシ科の属の一つ。ラテン名を音写してラピス属 (''Rhapis'') ということもある。 10種程度が中国南部 - 東南アジアを中心に分布している。葉が美しいものがあり観葉植物、古典園芸植物として栽培される。 東南アジア原産の亜熱帯植物であるが比較的対寒性が強く育て易い為、室内向きの観葉植物として広く利用されている。低木の竹科植物に似ている事から、流通の際は下記二種類の様に「カンノンチク」「シュロチク」等、名前にチク(竹)がつくが、タケはイネ科であり本種はタケの仲間ではなくヤシ科に属する。 ==主な種== ;カンノンチク :観音竹、''Rhapis excelsa'' :原産地は中国南部。別名リュウキュウシュロチク。古典園芸植物として多くの品種がある。中には非常に高価なものもあり、これを商材にした悪徳商法もかつてはあった(現物まがい商法を参照)。 ;シュロチク :棕櫚竹、''R. humilis'' :原産地は中国南部 - 南西部。カンノンチクほどではないが、古典園芸植物として多くの品種がある。葉はシュロに似ている。耐陰性、耐寒性が強くディスプレイ用の観葉植物として人気のある品種。また、古典園芸ではカンノンチクと本種を一纏めにして観棕竹ということがある。 Image:Rhapis humilis2.jpg|シュロチク 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カンノンチク属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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