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カンパニアン(英語名:)は、国際層序委員会 (ICS) によって定められた地質学用語である、地質時代名の一つ。 白亜紀で最後から2番目の期〔地質時代区分の一単位(「累代」を参照)。〕。白亜紀後期も終盤に差し掛かる一時代にあたる。約8,350万年前(誤差70万年前後)から約7,060万年前(誤差60万年前後)までの、およそ1,290万年の間続いた。 日本語では言語的揺らぎによって「カンパン期」「カンパニア期」とも呼ばれる。 == 呼称 == 英名 は、フランス南西部シャラント=マリティーム県の一村(コミューン)・シャンパーニュ()のラテン語形 に由来。1857年、フランス人地質学者アンリ・コカンによって命名された。フランス語では Campanien と綴る。 なお、「カンパン階」「カンパニア階」という名称があるが、これらは時代を示すものではない。「階」は地層に対して当てられる単位(層序名)であり、層序名「カンパン階、カンパニア階」と時代名「カンパン期、カンパニア期」は対を成す関係である。詳しくは「累代」を参照のこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カンパニアン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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