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カンパニョーロ : ミニ英和和英辞書
カンパニョーロ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

カンパニョーロ : ウィキペディア日本語版
カンパニョーロ[ちょうおん]

カンパニョーロ( )は、( , 1901年8月26日 - 1983年2月1日)が創業したイタリア自転車部品専業メーカーであり、ロードレーサー用の部品においては日本のシマノ、アメリカのSRAMとともに市場を寡占している大手である。
Campagnolo は英語圏においては campy と呼ばれていることが多い。コンポーネントのブランド名に一部英語名が使われているが、record(レコルド)の単語はイタリア語にも存在している。''( , 1901年8月26日 - 1983年2月1日)が創業したイタリア自転車部品専業メーカーであり、ロードレーサー用の部品においては日本のシマノ、アメリカのSRAMとともに市場を寡占している大手である。
Campagnolo は英語圏においては campy と呼ばれていることが多い。コンポーネントのブランド名に一部英語名が使われているが、record(レコルド)の単語はイタリア語にも存在している。
== 歴史 ==
トゥーリョは自転車の競技者であったが、実家であるカンパニョーロ家は作業場を持つ金物屋であった〔Italian Roadracer Museum (1998)、54-55頁〕。そこで彼は自分の経験を生かし、自転車の部品の製造を開始する。これがカンパニョーロ社の創業の経緯である。
ドロミテにあるオーネクロス峠(クローチェ・ドーネ峠〔)のレースでの苦い経験から、レバー一つ捻るだけで車輪の着脱が出来るクイックリリース(「クイックレリーズ」の呼称で呼ばれることが多い)、通称「クイック」を発明した。
従来はハブボルトにネジを切り、エンドに蝶ナット(ウイングナット)で留めていたのだが、1924年11月に、23歳のトゥーリョが参戦したレースの上りにおいて、ホイール両側の歯数が異なるギアを入れ替えようにもで付着したが凍りつき、かじかんだ手では蝶ナットが回せず、車輪を外せなかった経験による〔。
社章は、クイックレバー付きの、翼が生えた車輪が盾の中に描かれたもの。「クイック」は現在ではスポーツ用自転車(特にロード用)には不可欠の装備となっている。またこの経験をしたオーネクロス峠の名は、のちにパーツセット「クローチェ・ダウネ(ドーネ)」に冠された。
1949年、縦型パンタグラフを2本のワイヤーで引いて動作させる変速機をミラノの展示会に出品する。1950年には変速機に1本のバネを組み込むことによってワイヤー1本だけを引くことで縦型パンタグラフを動作させる変速機を発表した。1952年に変速機構の部品位置があまり変化させないで安定した動作が得られるよう、コグセット中心下方向に向かって動作するように取り付け角度を改良して、1980年代の製品まで続く完成形を見出した。
1950年代末から乗用車用やオートバイマグネシウム合金ホイールも製造していた。ホイール製造部門はその後テクノマグネシオという子会社に分離し、現在はMIM Wheelsのブランドとして存続。
1989年 - 1992年にはマウンテンバイクのコンポーネントにも参入したが、市場に食い込むことができずに撤退している。
1990年代には日本のシマノがブレーキレバーとシフトレバーを一体化したSTIシステムを投入したが、カンパニョーロ社も「エルゴ・パワー」なるシステムを開発してこれに追随した。
2008年には翌年からラインナップを一新し11速を上位モデルに採用する事を発表し、2008年のツール・ド・フランスでは機材を供給しているチームの一部選手が使用した。
台湾に自社工場を設立。コストダウンを図る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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