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カンポウ専科(かんぽうせんか)はクラシエ薬品が発売する漢方薬のシリーズ名称である。 == 概要 == 「カンポウ専科」は旧カネボウ薬品から販売されていたさまざまな処方の漢方製剤をとりまとめ、一つの新しいシリーズとして2007年10月にクラシエ薬品(カネボウ薬品が2007年7月1日改称)から販売された漢方薬のブランドである。かぜ薬・尿・不眠など症状により種類がある。 特に1984年に発売された「葛根湯」をはじめとするかぜ薬シリーズは病状・服用方法で分類が細かく、大まかな6種類の症状に分類されている。また服用方法により、1日2回服用タイプ(SII系)・1日3回服用エキス増量タイプ(A系)の2種がそれぞれの症状に存在する。 またブランドロゴは、旧カネボウ時代に使われていた字体をそのまま利用し、旧カネボウの商標として使われていた鐘のマーク〔鐘のマークに書かれている"K"のアルファベットも、当時のままである(社名変更に伴い、現在は”Kanebo”ではなく、あくまで”Kracie”の(頭文字の)”K”として扱われている)。また、以前「Kanebo」のロゴが収まっていた鐘のマークの下部には、代わりに「1887」の数字(この数字は、クラシエが「東京綿商社」として東京府下鐘ヶ淵に創立された年(明治20年)にちなんでいる)が記載されている。なお、この鐘のマーク自体に関しては、クラシエが「Kanebo」ブランドの使用権をカネボウ化粧品に譲渡した後も、クラシエが引き続き使用する権利を有している。〕もそのままブランドマークとして使用されている(鐘のマークについては、現在止瀉薬の「ワカ末錠」など、同社の他の製品にも使われている)。 2012年からはOTC医薬品の記載要領変更に伴う改訂に合わせて、箱のフタ部分右上に「Kracie」のロゴマークが入るようになった(「ベルアベトン」や「葛根湯KIDS」では発売当初から採用済)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カンポウ専科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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