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カン・ユミ ( リダイレクト:康裕美 ) : ウィキペディア日本語版 | 康裕美[かん ゆみ]
康 裕美(カン ユミ、강유미 1991年10月5日 - )は、日本出身、大韓民国籍のサッカー選手。WKリーグ・華川国民体育振興公団(華川KSPO)所属。サッカー韓国女子代表。ポジションはMF。東京都出身の在日韓国人3世であり、日本名は大村 裕美(おおむら ひろみ)〔女子サッカー:韓国代表入り目指す在日3世カン・ユミ(1) 朝鮮日報、2015年5月9日(2015年6月19日閲覧)。〕。 == 経歴 == 地元のサッカーチームに所属していた父親の影響で幼稚園の頃よりボールを蹴り始め、9歳のとき在日韓国人の子供たちが集う「ムグンファ・ジュニア・サッカースクール」に入る〔。中学時代には「さくらガールズ」でプレーし〔、東京都選抜にも選ばれた〔韓国代表に康裕美…在日同胞選手として初めて 民団新聞、2015年5月27日(2015年6月19日閲覧)。〕。14歳のとき大韓サッカー協会日本支部の推薦によりU-17韓国女子代表の練習に参加。そこでのプレーを認められ、17歳のときスポーツ特待生として韓国女子サッカーの名門校・ウィレ情報産業高校に入学した〔。このころより日本名「裕美」を韓国風に読んだ「ユミ」を名乗り始める〔女子サッカー:韓国代表入り目指す在日3世カン・ユミ(2) 朝鮮日報、2015年5月9日(2015年6月19日閲覧)。〕。1年上級に池笑然(チ・ソヨン)がおり、大きな影響を受けて大学も笑然と同じ漢陽女子大学に進んだ〔。同学の卒業式では「在日」としては異例の卒業生総代を務めている〔。 2010年にはFIFA・U-20女子ワールドカップに出場。翌2011年秋に韓国WKリーグのドラフト会議で1位指名を受け、忠南一和に入団〔。しかし1年でチームが消滅したため、名門・仁川現代製鉄に移籍〔。しかし出場機会に恵まれず、2015年に華川国民体育振興公団(華川KSPO)に再び移籍した〔。 同年4月に行われたロシアとの国際親善試合でA代表として初出場〔。5月にはFIFA女子ワールドカップ・カナダ大会のメンバーに選ばれると〔、グループリーグのスペイン戦、コスタリカ戦でそれぞれアシストを記録し、韓国女子代表初のワールドカップ決勝トーナメント進出に貢献した〔日韓「和解」の懸け橋としても期待 女子W杯、韓国16強を支えた「在日3世」はまさに「奇跡の立役者」 産経ニュース、2015年7月2日(2015年8月31日閲覧)。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「康裕美」の詳細全文を読む
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