翻訳と辞書
Words near each other
・ カヴァラ県
・ カヴァリ
・ カヴァリア
・ カヴァリエット
・ カヴァリエリ
・ カヴァリエリの原理
・ カヴァリエリの定理
・ カヴァリエーリ
・ カヴァリエーレダルピーノ
・ カヴァリエーレ・ダルピーノ
カヴァリ・スフォルツァ
・ カヴァリ=スフォルツァ
・ カヴァル
・ カヴァルケード
・ カヴァルツェレ
・ カヴァルナ
・ カヴァルニャ
・ カヴァルノス
・ カヴァルリ
・ カヴァルリーマン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カヴァリ・スフォルツァ : ミニ英和和英辞書
カヴァリ・スフォルツァ
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


カヴァリ・スフォルツァ ( リダイレクト:ルイジ・ルーカ・カヴァッリ=スフォルツァ ) : ウィキペディア日本語版
ルイジ・ルーカ・カヴァッリ=スフォルツァ

ルイジ・ルーカ・カヴァッリ=スフォルツァ(Luigi Luca Cavalli-Sforza、1922年1月25日ジェノヴァ - )はイタリア集団遺伝学者。特にヒト遺伝学的性質と人類集団の歴史に関する先駆的研究で知られる。
旧姓はカヴァッリで、スフォルツァ家は親戚にあたり後年相続したものである。パヴィア大学医学部で博士号取得。初め大腸菌の遺伝学を研究し、第二次大戦後ケンブリッジ大学に留学した。そこで主任教授であったロナルド・フィッシャーから強い影響を受け、人類遺伝学の研究を開始した。その後イタリアに帰って研究・教育を行い、1970年にはスタンフォード大学に移った(現在、名誉教授)。
血液型の地理的分布の研究を、人類集団の移住や拡散の歴史との関係についての研究へと発展させた。1960年代には人類集団の系統樹作成を提唱し、最節約法最尤法距離行列法などの方法論を導入した。その後、人類の遺伝集団と人間の文化言語との関係にも関心を広げ、共同研究を行っている。
多数の論文のほか、一般向けの解説書・エッセーも多く著している。かつて当たり前のように語られていた「人種」の概念が、遺伝学的にはほとんど意味をもたないことを明らかにしてきた。最近では、世界中の人の遺伝データを集積するヒトゲノム多様性プロジェクトを提唱し積極的に推進しているが、これに対して一部から「新植民地主義的である」との批判がある。
==著書・論文==

*Edwards, A.W,F, and L.L. Cavalli-Sforza. 1964. Reconstruction of evolutionary trees. pp. 67-76 in Phenetic and Phylogenetic Classification, ed. V. H. Heywood and J. McNeill. Systematics Association pub. no. 6, London.
*Cavalli-Sforza, L.L. and A.W.F. Edwards. 1965. Analysis of human evolution. pp. 923-933 in Genetics Today. Proceedings of the XI International Congress of Genetics, The Hague, The Netherlands, September, 1963, volume 3, ed. S. J. Geerts, Pergamon Press, Oxford.
*Cavalli-Sforza, L. L. and W. F. Bodmer. 1971. The Genetics of Human Populations. W. H. Freeman, San Francisco (reprinted 1999 by Dover Publications).
*Cavalli-Sforza, L. L. and M. Feldman. 1981. Cultural Transmission and Evolution. Princeton University Press, Princeton.
*Chi Siamo: La Storia della Diversita Umana(1993) ;英訳The Great Human Diasporas: The History of Diversity and Evolution ISBN 0-201-44231-0;邦訳「わたしは誰、どこから来たの―進化にみるヒトの「違い」の物語」ルーカ・カヴァリ・スフォルツァ/フランチェスコ・カヴァリ・スフォルツァ著、千種堅訳、三田出版会 ISBN 4895831523
*Cavalli-Sforza, L. L., P. Menozzi, A. Piazza. 1994. The History and Geography of Human Genes. Princeton University Press, Princeton.
*La scienza della felicità (1997);邦訳「こんな時代でも、人は幸福になれる」ル-カ・カヴァリ・スフォルツァ/フランチェスコ・カヴァリ・スフォルツァ著、泉典子訳、草思社 ISBN 4794209355
*Genes, Peoples, and Languages (2000);邦訳「文化インフォマティックス―遺伝子・人種・言語」ルーカ・カヴァリ・スフォルツァ著、赤木昭夫訳、産業図書 ISBN 4782801386
*Cavalli-Sforza, L.L. and A.W.F. Edwards. 1967. Phylogenetic analysis: models and estimation procedures. American Journal of Human Genetics 19:233-257.
*Cavalli-Sforza, L. L., Minch E, Mountain JL. Coevolution of genes and languages revisited. Proc Natl Acad Sci U S A. 1992 Jun 15;89(12):5620-4.
*Cavalli-Sforza, L. L., Minch E. Paleolithic and Neolithic lineages in the European mitochondrial gene pool.Am J Hum Genet. 1997 Jul;61(1):247-54.
*Cavalli-Sforza, L. L, Bodmer W, Dausset J. Support for genetic diversity project.Nature. 1997 Nov 20;390(6657):221.
*Cavalli-Sforza, L. L. Genes, peoples, and languages.Proc Natl Acad Sci U S A. 1997 Jul 22;94(15):7719-24.
*Cavalli-Sforza, L. L. The DNA revolution in population genetics.Trends Genet. 1998 Feb;14(2):60-5.
*Cavalli-Sforza, L. L. The Chinese human genome diversity project.Proc Natl Acad Sci U S A. 1998 Sep 29;95(20):11501-3.
*Cavalli-Sforza, L. L, Feldman MW. The application of molecular genetic approaches to the study of human evolution.Nat Genet. 2003 Mar;33 Suppl:266-75.
*Cavalli-Sforza, L. L. The Human Genome Diversity Project: past, present and future.Nat Rev Genet. 2005 Apr;6(4):333-40.

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルイジ・ルーカ・カヴァッリ=スフォルツァ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Luigi Luca Cavalli-Sforza 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.