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カーボン紙(カーボンし)とは、書類の間に挟み複写を行うために用いる感圧紙である。略して「カーボン」ということもある。筆圧が感圧紙を通じて下の紙に伝わり、感圧紙が裏写りする仕組み。 感圧紙自体は、すすや蝋、油などを混ぜて耐久性のある紙に染みこませて作られる。このため一般的な製品の外見は黒色。PPC複写機(コピー機)が無かった時代には、官公庁などの事務仕事には重要な文房具であったが、印刷時にカーボンインキを塗布できるカーボン印刷用紙や書類を汚さずに複写ができるノーカーボン紙が発明されると需要は減少した。 ==歴史== *1806年 - イギリスのラルフウェッジウッドが発明。 *1954年 - アメリカ合衆国のNCR社がノーカーボン紙を発明。以後、カーボン紙の需要は減少する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カーボン紙」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Carbon paper 」があります。 スポンサード リンク
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