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カーリバンガン(''Kalibangan'')は、インド西部、ラージャスターン州にあるインダス文明の都市遺跡。当時は、「ガッガル・ハークラー川」と呼ばれる大河が流れていて、その左岸に築かれた都市であった。「ガッガル=ハークラ川」が地殻変動等によって涸れたことがカーリバンガンの衰退の直接の原因とされる。カーリバンガンの特徴としては、焼煉瓦をふんだんに使用するモヘンジョダロやハラッパーと異なり、排水溝や「城塞」の入り口、祭祀場のような限られた場所にのみ焼煉瓦を用い、あとは、ほぼ全てが日干煉瓦造りということである。 1950年にA.ゴーシュによって発見され、1959年以来、インド考古局が発掘調査を行っている。1960~69年のB.B.ラールによる調査で、II期にわたる編年が明らかにされた。 == I期(ハラッパー文化期以前)の様相 == 「城塞」部下層のI期(前3000年期前半)には、コト・ディジと同様、厚い周壁をめぐらした日干煉瓦の集落が発見されており、一連のカマドを設けた家屋などが発見されている。土器は、ピンクあるいは赤色の地に黒もしくは黒白二色による単純幾何学文などを施すのが特徴で、胎土や成形技法によって6群に大別され、コト・ディジと共通する土器群も含まれる。犂(すき)で耕したと思われる畑の跡も発見されており、世界最古とされる。当初、I期のC14法による年代は、2370B.C.~2100B.C.であったが、最近の他の遺跡との比較などの研究成果などから数百年さかのらせるべきであると考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カーリバンガン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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