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カール・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッカー(Carl Friedrich Freiherr von Weizsäcker〔ドイツ語のFreiherrは男爵を意味する単語であり、Freiherrはミドルネームではない。:de:Freiherr等を参照。〕, 1912年6月28日 - 2007年4月28日)はドイツの物理学者、哲学者である。ナチス・ドイツの外務次官になったエルンスト・フォン・ヴァイツゼッカーの息子で、戦後ドイツの大統領になったリヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカーの兄である。 1929年から1933年まで、物理学、天文学、数学をベルリンやゲッティンゲン、ライプツィヒの各大学で、ハイゼンベルク、フント、ボーアらに学んだ。原子核の研究を行い、1935年にハンス・ベーテとは独立に原子核質量公式(ベーテ・ヴァイツゼッカーの公式)を発表した。1937年から1938年にかけて恒星のエネルギーの研究を行った。 第二次世界大戦中はカイザー・ヴィルヘルム研究所(のちのマックス・プランク研究所)の研究者でドイツの原子爆弾開発を行った。戦後はキリスト教の立場から平和運動を進める哲学者となった。1957年から1969年までハンブルク大学の哲学科で教授を務めた。 1963年ドイツ出版協会平和賞受賞。 2007年、バイエルン州シュタルンベルクにて死去。94歳だった。 ==著書邦訳== *『原子力と原子時代』粟田賢三、富山小太郎共訳 岩波新書 1958 *『信仰と自然科学との対話』シュリンク共著 鳴海元訳編 新教出版社 新教新書 1963 *『自然の歴史』西川富雄訳 法律文化社 1968 *『科学の射程』野田保之,金子晴勇訳 法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1969 *『核時代の生存条件 世界平和への構想』遠山義孝訳 講談社現代新書 1970 *『自然の統一』斎藤義一,河井徳治訳 法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1979 *『心の病としての平和不在 核時代の倫理学』遠山義孝訳 南雲堂 1982 *『時は迫れり 現代世界の危機への提言』座小田豊訳 法政大学出版局 1988 *『人間的なるものの庭 歴史人間学論集』山辺建訳 法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 2000 *『われわれはどこへ行くのか 世界の展望と人間の責任 ミュンヘン大学連続講義集』小杉尅次訳 ミネルヴァ書房 2004 *『人間とは何か 過去・現在・未来の省察』小杉尅次,新垣誠正共訳 ミネルヴァ書房 2007 *『物理学の構築』西山敏之,森匡史訳 法政大学出版局 2008 *『自由の条件とは何か1989~1990 ベルリンの壁崩壊からドイツ再統一へ』小杉尅次,新垣誠正訳 ミネルヴァ書房 2012 *『大物理学者 パルメニデスからハイゼンベルクまで』山辺建訳 法政大学出版局 2013 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カール・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッカー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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