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カール・ロバート・ブラウン : ミニ英和和英辞書
カール・ロバート・ブラウン[かー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

カール・ロバート・ブラウン : ウィキペディア日本語版
カール・ロバート・ブラウン[かー]

カール・ロバート・ブラウン(Carl Robert Brown, 1930年11月26日 - 1982年8月20日)は、アメリカ合衆国の教師、犯罪者。1982年8月20日、フロリダ州マイアミの修理工場にて散弾銃を乱射し、8人を殺害、3人を負傷させた。
==経歴==
1930年11月26日に生を受ける。かつてはアメリカ海軍に務め、1954年に名誉除隊を果たしている。周囲の人々によれば、ブラウンは除隊後も軍人風に振るまい、また非常に軍国主義的(militaristic)な思想を抱いていたという。1955年、シカゴからフロリダに移り〔Right to know about teachers , ''St. Petersburg Times'' (September 18, 1982)〕、ここで1957年にマイアミ大学、1964年にを卒業し、修士学位(Master's degree)を得た。彼はキーズ不動産(Keyes Realty)で短期間働いた後、1962年からハイアリア中学校(Hialeah Junior High School)に歴史科の常勤教師として採用され〔、また1964年から1970年にかけては副業としてで会計学の講師も務めていた。
ブラウンは2度結婚し、3人の子供があった。最初の妻とは死別しており、2人目の妻シルヴィア(Sylvia)との結婚生活は離婚に終わっていた。シルヴィアによれば、ブラウンが「心理的な治療」を拒否した故の結果だという。精神的な負担が重なった末、ブラウンは健康を害し、生活は乱れ、やせ衰えていった。性格もかつては社交的だったが、次第に周囲から距離を取るようになった。この頃のブラウンについて、隣人たちは後に「まるで80歳の老人だった」と証言している。報道によれば、娘の1人は彼を入院させようとしたものの、彼自身の同意がないために拒否されたことがあったという。一方、ブラウンは仕事の上でもトラブルを抱えていた。ハイアリア中学校でのブラウンは頑固かつ露骨な人種差別主義者として周囲に嫌われており〔Miami killer was a "hater" , ''The Evening Independent'' (August 21, 1982)〕〔Dispute over bill ends in tragedy , ''St. Petersburg Times'' (August 21, 1982)〕、1981年には懲罰的人事として生徒の大半が黒人であるドリュー中学校(Drew Middle School)に転勤となった。1982年3月3日まではアメリカ史の授業を受け持っていたが、その後精神面での問題を治療するための医療休暇を申請し、職を離れることとなった。
ブラウンは物静かで親切な男という評判で、自らが管理するメゾネットを清潔に保とうと注意を払い、家主としては概ね立派な人物と捉えられていた。ただし、一方では早朝に他人の庭を歩きまわり、住民を起こそうと「ユナイテッド・ステイツ!」(United States !)と連呼するという奇妙な習慣があったほか、ある夜には彼の家から銃声が聞こえたという話も伝えられている。空気銃を撃ち自宅の窓を割ったことや、下着姿のまま隣人の庭にある木からグレープフルーツを取っていたこともあった。アルミ缶を収集していたとも言われている。
事件直前には海外旅行に出ていたが、帰国後は病状が一層と悪化した様子で、「合衆国には何の意味もない」(nothing in the United States stood for anything)などと語っていた〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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