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ガザC : ウィキペディア日本語版
ガザC[がざしー]

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ガザC(ガザシー、''GAZA-C'')は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器モビルスーツ」(MS)の一つ。初出は、1985年放送のテレビアニメ機動戦士Ζガンダム』。
作中の軍事勢力の一つ「アクシズ」(のちのネオ・ジオン軍)の量産機。通常の人型を外れた独特の形状が特徴で、鳥のような両脚を持つ砲撃形態に変形する可変MS (TMS)。作業用の機体を転用しているため性能は低いが、集団を組んでの砲撃戦では高い威力を発揮する。
メカニックデザイン小林誠
当記事では、『機動戦士Ζガンダム』の続編『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する発展機「ガザD」「ガ・ゾウム」、そのほかの作品に登場する各バリエーション機の解説も行う。
== 機体解説 ==

一年戦争の終結時、アステロイドベルトに逃げ延びたジオン公国軍残党は、小惑星アクシズ内部の施設拡充およびその居住施設モウサの建築に際して、一年戦争時代のMSを作業用に供すると共に、作業用MSとしてガザA、MSガザB〔プラモデル『1/144リゲルグ』(バンダイ)の解説書ではガザAに軽い武装を施した警備用とされているが、『1/144HGUCガザC』(同)の解説書ではAと同じく作業用であるとされている。〕を開発した。アクシズの地球圏への帰還の決定とほぼ前後して、これらガザシリーズを戦闘用に発展させ、生産ラインを流用して大量に生産、暫定的に軍事力を増強することとなった。そのため、本機は旧ジオン公国軍製MSとは異なる開発コンセプトとなっている。簡易ながら可変機能を持つため、第3世代MSに属する。
当時、アクシズ軍パイロットの練度が問題となっており、それを補うために砲撃戦を中心とする集団戦術(3機編成による編隊行動を遵守)を想定して設計され、高出力ビーム砲のナックルバスターと強化型ジェネレーターが搭載された。あくまでも支援兵器として開発されたため、運動性・機動性は十分ではなくMSというより可変自走砲というべきものであったが、新機軸の運用は期待を上回る成果を挙げた。
コクピットは頭部に設けられ、ハイザックと同型のものを採用している。モノアイは緑色の大型のもので、十字ラインが入っているのがシリーズ共通意匠となっている。両腕部には脱着可能なバインダーを装備するが、前腕部に接続するという設計は剛性面で問題を抱えていた。元々土木用マニピュレーターであった脚部は構造的に重力下での使用は想定されていない(後述)。機体そのものの構造は脆弱であり、格闘戦には向かない〔鹵獲機を検分したエゥーゴの技術者から、3回の出撃で機体が分解するとまで言われた。(「1/144 ガ・ゾウム」プラモデル解説書)〕。このため後継機ガザDは機体強度の向上が、そのさらなる後継機ガ・ゾウムでは武装の取り回しを格闘戦向きにするなどの変更がなされた。
生産はグリプス戦役中期に終了し、生産数は250機〔「1/144 ガ・ゾウム」プラモデル解説書による〕とも推定300機近く〔『ガンダム・センチネル』による〕ともいわれる。次なる戦い(第一次ネオ・ジオン抗争)に向けて戦力を温存していたアクシズは、ガザCをグリプス戦役終結時までの主力として多数投入した。
標準のカラーリングはピンク地にパープル。アクシズの実質的な指導者ハマーン・カーンの専用機として白い機体も存在しているが、一般の機体と性能などに違いがあるのかは不明である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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