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ガズィアンテプ県はトルコ南部南東アナトリア地方の県。県都はガズィアンテプでありおよそ85万人が住んでいる。東部にシャルンウルファ、北部にアディヤマン、西部にカフラマンマラシュ、オスマニエ、西南にハタイ、南にキリスとシリアに接している。 古代、重要な貿易施設があり、この県はトルコの主要な製造業地帯であった。また、農業ではピスタチオが有名である。 ==歴史== 古代、初期にヒッタイトに支配され、後期にはアッシリアに支配された。 1183年には十字軍の進軍があり、この地でサラディンが勝ち、この勝利が鍵となった。 第一次世界大戦終結後、オスマン帝国は崩壊。この後のトルコ独立戦争の混乱はフランスの軍事介入を招き、この地はフランス領として扱われることになる。この後ガズィアンテプの支配権がトルコに戻るのはローザンヌ条約調印後であり、この条約がトルコと連盟国の戦争を正式に終結させた。 ガズィアンテプ市はもともと、アンテップとして知られた町であり、トルコ語で「ベテラン」「戦士」を意味するガズィ(gazi)はトルコ独立戦争の際の住民の勇敢さにちなんで1921年に付けられたものである。 最近この県から分割してキリス県ができたが、ガズィアンテプの一部として扱われることも多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガズィアンテプ県」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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