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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ガッツポーズ(和製英語:guts pose)とは、喜びのポーズの1つ。拳を握り、両手もしくは片手を掲げることで表現され、スポーツなどで勝利した時や、良い成績を残した時によく見られる。なお「ガッツポーズ」という言葉は和製英語であり、英語ではfist pumpと呼ばれる。 ==解説== ポーズ自体は昔からあったが、「ガッツポーズ」という言葉が初めて使用されたのは、1972年11月30日に発行されたボウリング雑誌「週刊ガッツボウル」がストライクを取った時のポーズを「ガッツポーズ」と命名した時とされる。1960年代に米軍基地内のボウリング場で、ストライクの時などに「ナイスガッツ」と言っていたのが由来ともいわれる〔東京新聞 2013年7月24日朝刊 「ガッツポーズのルーツは」その1/4〕〔読売新聞 2015年4月7日夕刊2面 「はじまり考」〕。 また、1974年4月11日、東京の日大講堂にて、プロボクサーガッツ石松がボクシングWBC世界ライト級王座を奪取したとき(王者ロドルフォ・ゴンザレスに8ラウンドKO勝利)、両手を挙げて勝利の喜びを表した姿を、柏英樹(当時・スポーツ報知)記者が「ガッツポーズ」と表現して、ガッツポーズが広く知られるようになった。このことから、4月11日は「ガッツポーズの日」と呼ばれている。1997年に放映された日本テレビ系クイズ番組『第17回全国高等学校クイズ選手権』準決勝のYES・NOクイズで「"ガッツポーズ"とは元プロボクサーガッツ石松が勝った時のポーズから生まれた言葉である?」という問題が出題されているが、正解は「YES」とこちらの説を採っている。 21世紀初頭の薀蓄、都市伝説ブームによって「ガッツポーズの起源はガッツ石松である」という事が一般化した。但し、前述のボウリング雑誌の件が検証されているので、この件は誤りとする説もある。しかしボウリング雑誌の件は、現在、一般的に浸透しているガッツポーズという言葉との因果関係までが立証されているわけではないので、このボウリング雑誌説が正しいとは言い切れない。 大福戦争を戦っていた大平正芳(当時幹事長)は、1978年の自民党総裁選挙の際、初めて開催される予備選挙を見越して全国を遊説していた。派手な振る舞いの苦手な大平は、話を終えて一礼すると素っ気なく立ち去ろうとする。これではまずいと感じた党本部幹事長室長が「幹事長、何かポーズを」をささやいた。大平は振り返ると咄嗟にガッツポーズ。「あー、うー」の大平がいきなりこんなポーズを取ったものだから会場はどよめき大喝采となった〔奥島貞雄 『自民党幹事長室の30年』 中公文庫 ISBN 978-4122045934、81-82p〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガッツポーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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