|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ レーダー : [れーだー] Radar ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
J/FPS-5は、日本の防衛省が主導して開発し、航空自衛隊のレーダーサイトで運用されている防空用の固定式警戒管制レーダー装置。通称ガメラレーダー。 == 概要 == 航空機や巡航ミサイルのみならず、弾道ミサイルの探知と追跡を目的としたアクティブ・フェーズド・アレイ・レーダーである〔北の空を睨む!新時代を迎える空自の固定式警戒管制レーダー BMD探知!ステルス機対応! 小林晴彦 軍事研究 2012年5月号 株式会社ジャパン・ミリタリー・レビュー P64-73〕。三菱電機製。 高さ約34mある六角柱の建物の3つの側壁にそれぞれ巨大なレーダー面があり、その円形の覆いの模様が亀の甲羅のようであり、大映(現・角川映画)の特撮怪獣ガメラにちなみ、「ガメラレーダー」とも呼ばれる〔沖縄の「ガメラ」与座岳分屯基地開庁39周年 鈴崎利治 軍事研究 2012年5月号 株式会社ジャパン・ミリタリー・レビュー P11-13〕。 3面ある内の中央面には、直径約18mの覆いの下にL・Sバンドのレーダーが設置されており、これが航空機と弾道ミサイルに対処する主警戒面である。残りの2面には、直径約12mの覆いの下にLバンドのレーダーがあり、航空機に対処する警戒面となっている。建物全体が回転できるため、必要に応じて高脅威方向へ指向できる。 実際に弾道ミサイルの飛来を探知した場合は、まず航空総隊/BMD統合任務部隊にデータが送信され、防衛省を経て内閣総理大臣および各省庁にデータが送られる。総務省は、全国瞬時警報システムを通じてマスメディアや地方公共団体に警報を伝達する。国民には、報道や防災無線を通じて屋内退避などの自己防衛が指示される。将来的に、宇宙ゴミの監視に用いることも検討されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「J/FPS-5」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|