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ガリシア州(、あるいは〔レアル・アカデミア・ガレーガによるガリシア語の正式な規範ではGalicia(ガリシア)であるが、2003年の正書法改定により、Galiza(ガリサ)の使用も認められることとなった。Galizaはポルトガル語との再統合を目指すが定める正書法による形式で、ポルトガル語と同一形式で、ナショナリスト、分離主義者、左翼活動家などが主に使用している。Galiciaの形式はそれ以外の多数によって使われる。〕)は、スペインの自治州の一つ。スペイン北西に位置し、南はポルトガル、東はアストゥリアス州とカスティーリャ・イ・レオン州に接し、北と西は1490キロメートルの海岸で大西洋とカンタブリア海に面する。州都はサンティアゴ・デ・コンポステーラ。自治州政府はシュンタ・デ・ガリシア(Xunta de Galicia)。 == 地理 == ガリシアはおよそ北緯41度から北緯44度の間に位置する。年間を通して穏やかな気候で、最寒月でも摂氏8度以下になることは少ない。1年を通じて雨が降り、年間降水量も豊富である。しかし、内陸部に入ると気候も気温・降水量も違ってくる。また、入り江の多い複雑な海岸線で知られており、海面上昇で形成されるリアス式海岸の語源となったのがこの地域で、「リアス」とはガリシア語あるいはカスティーリャ語(スペイン語)での入り江(リア)の複数形である。この地形のために漁業が盛んであり、特にポンテベドラ県沿岸部のリアス・バイシャスでは養殖漁業が盛んである。また、観光客には美しい風景が魅力となっている。地層は多様であるが、変成岩と花崗岩が主である。 おもなリア: * リア・デ・フェロル * リア・デ・ベタンソス * リア・デ・コルーニャ * リア・デ・ムーロス・エ・ノイア * リア・デ・アロウサ * リア・デ・ポンテベドラ * リア・デ・ビーゴ スペイン内陸とは異なり、海洋性の気候のために手付かずの緑の森が残されている。その森は、大西洋性気候の場所ではオーク、ブナを中心とする大西洋型森林、地中海性気候の場所ではコルク樫やコナラを中心とする森、松やユーカリな最近植林された樹木などの林の3種類に分けられる。 州の内陸部はなだらかな山地で比較的標高が高く、東に行くほど標高が高く北部にテーラ・チャ高原がある。大きな川はないが無数の小さな川が横切っている。山地は険しくないが、内陸の人口は少なく、開発は遅れている。 おもな川: * ミーニョ川(州最大の河川でルーゴ県東部の山岳地帯を水源としている。) * シル川 * ウジャ川 * タンブレ川 * サール川 自然の豊かなガリシアだが、近年は環境問題を抱えている。森林伐採が進み、製紙業のために導入されたユーカリが生態系のバランスを崩している。オオカミやシカなどの動物も減少傾向にある。2002年にはタンカープレステージ号事故による石油流出が大きな被害を与えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガリシア州」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Galicia (Spain) 」があります。 スポンサード リンク
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