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『餓狼伝説スペシャル』(がろうでんせつスペシャル)は、SNKが1993年9月に発売した2D対戦格闘ゲームである。システム基板はMVSで、容量は150メガビット。 == 概要 == 1993年9月16日に登場。1992年12月に発売された『餓狼伝説2』(以下『餓狼2』と表記)のバージョンアップ的な作品。同社の『餓狼伝説』シリーズの系譜に属する作品で、同シリーズでは1995年3月に続編である『餓狼伝説3』が発売され、1994年8月発売の『ザ・キング・オブ・ファイターズ(KOF)』シリーズの系譜へも繋がる。ステージ背景などに様々な隠し要素が用意されており、条件を満たすことで見ることができる。各キャラクターのエンディング内容およびグラフィックも変更された。 コンシューマー機への移植は、ネオジオ(1993年12月発売)、X68000(1994年7月、発売元:魔法株式会社)、スーパーファミコン(1994年7月、タカラ)、ネオジオCD(1994年9月)、ゲームギア(1994年11月、タカラ)、PCエンジン(1994年12月、ハドソン)、メガCD(1995年3月、ビクターエンタテインメント)など。各作品においては、オリジナルと異なる点や、追加要素がある。 操作キャラクターは『餓狼2』の8人に加え、同作ではCPU専用キャラクターであった三闘士(ビリー・カーン、アクセル・ホーク、ローレンス・ブラッド)、ヴォルフガング・クラウザーが操作キャラクターとして使用可能となった。また、初代『餓狼伝説』よりダック・キング、タン・フー・ルー、ギース・ハワードの3人のキャラクターが加わり、操作キャラクターは合計15名となる。さらに、隠しキャラクターとして、対CPU戦を全て2ラウンドストレート勝ちで進めて最終ボスのクラウザーを倒すと、『龍虎の拳』シリーズの登場のキャラクターであるリョウ・サカザキが乱入し、対戦することになる。リョウはあくまでゲストキャラクターであって、最終ボスではないが、リョウに負けるとゲームオーバーとなる。また、途中で1ラウンドでも落としてしまうとクラウザーを倒してもエンディングとなる。 キャラクターイラストは森気楼が担当した。また、本作のイラストが兵庫県警察の少年犯罪防止運動ポスターに使用された。 ゲームシステムの変更点も多い。キャラクターの性能が調整され、連続技が導入される(前作まではダメージを受けている=のけぞっている間は無敵状態だった)など、今まで以上に対人戦を意識した作品となっている。ライン移動攻撃も変更された。また、ボーナスステージは削除された。これはよりスムーズにゲームを進行できるようにしたかったからだという〔『ALL ABOUT 餓狼伝説スペシャル』SNKインタビュー196ページ〕。 ヒットストップ時間や相手を倒して勝利ポーズに入るまでの時間が短縮されたり、中間デモのボタンスキップが前作以上に素早くできたりと、全体的なテンポが向上している。 発売より長期経過後も、全国規模の大会やファンの集いなどが開催されるなど、長く親しまれる作品である。また、2008年1月にSNKプレイモアが販売した5号機のパチスロ機の題材でもある。同社が2006年に発売した『餓狼伝説』の第2弾として登場した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「餓狼伝説スペシャル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fatal Fury Special 」があります。 スポンサード リンク
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