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ガンクビソウ属 ''Carpesium'' は、キク科に含まれる植物の1群。舌状花を持たない地味な頭花をつける。ヤブタバコ属ともいう。 == 特徴 == 多年生、または一年生の草本〔以下、主として佐竹他(1981),p.201〕。茎は直立し、分枝が多い。葉は互生、縁は滑らかか鋸歯がある程度。花期に根出葉が残るものと残らないものがある〔高橋(1997),p.75〕。 頭花を構成する小花は雌花と両性花からなる。頭花の外側には雌花が複数列あり、その花冠は筒状、先端は3-5歯に分かれる。内側の両性花は、花冠はやはり筒状で先端は4-5裂する。ただし両性花の中に雄蘂が退化して雌花となるものが含まれる場合がある。数としては両性花の方が多い。いずれの花冠も黄色。頭花を包む総苞片は3-4列あり、半球形から扁円形で、外側のものは草質で時に付属体を持つ〔初島(1975),p.619〕。つまり先端が葉のような形に伸びる。 痩果は円柱形で縦皺があり、無毛。先端には短い嘴があり、また腺があって粘り、先端にやや硬い環がある。つまり、先端が細く突き出すように伸びて、その先に輪っかがくっついている。冠毛はない。 File:Carpesium glossophyllum sajigankubi11.jpg|サジガンクビソウ 果実が成熟した頭花 File:Carpesium glossophyllum sajigankubi12.jpg|表面の拡大 File:Carpesium glossophyllum sajigankubi14.jpg|痩果の先端部に輪と粘着部が見える 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ガンクビソウ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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