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ガングラン : ミニ英和和英辞書
ガングラン[らん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

ガングラン : ウィキペディア日本語版
ガングラン[らん]
ガングラン(Gingalain)はアーサー王伝説に登場する円卓の騎士ガウェイン卿の息子とされ、中世のロマンスには彼の物語が多く残されている。通称は版によって異なる場合があるが、ル・ベル・アンコニュ(Le Bell Inconnu)、ザ・フェア・アンノウン(The Fair Unkwon)。どちらも表記がフランス語英語かの違いであって、意味するところは「無名の美男子」。英語版では『リベアウス・デスコヌス』に登場し、知られている。フランスでは、ルノー・ド・ボージュ(Renaut de Beaujea)の『ル・ベル・アンコニュ』〔 Colby, Alice M. ''The Lips of the Serpent in the "Bel Inconnu"''. Madrid: Playor. 1977〕 、現存はしていないが13世紀の写本、『Gliglois』で主人公を務めている。はっきりとはしていないが、『Gliglois』はガウェインの息子である人物、あるいはその他のフェア・アンノウンの物語群に属するものと考えられている〔Review author: Nitze, W. A. ''Gliglois. A French Arthurian Romance of the Thirteenth Century''. Modern Philology. 1933〕〔Livingston, Charles H. ''Gliglois. A French Arthurian Romance of the Thirteenth Century''. Cambridge: Harvard University Press. 1932〕。
== フェア・アンノウン物語群 ==
フェア・アンノウン(Fair Unkwon)とは、貴種流離譚の一種。素性を知らない、あるいは隠している無名の美青年を主人公とする物語。たいていは本名の代わりにニックネームを付けられた主人公が冒険の末に貴婦人の愛を得え、また最終的には高貴な血筋であることを認められる、という形式を取る。
この場合の「Fair」は「公正・公平」の意味ではなく、文語的な表現として「美しい」の意味。マイ・フェア・レディとだいたい語法は同じ。
この物語群に属する人物として、ガングラン卿のほか、ガングラン卿の叔父にあたる「ボーメン」(美しい手、転じて女性的で騎士にふさわしくない手)ことガレス卿、パーシヴァル卿(ただしマロリー版でなくクレティアン版、ブルフィンチ版)、「ラ・コート・マル・タイユ」(だぶだぶなコート)ことブルーノ・ル・ノワール卿〔Wilson, Robert H. ''The "Fair Unknown" in Malory''. PMLA. 1943〕など。その他、ガングラン卿の父、ガウェイン卿も少年期は素性を知らず、「外套の騎士」(Kight of Surcort)と名乗り旅をしていた時期がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ガングラン」の詳細全文を読む




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