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キイロダカラガイ
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キイロダカラガイ ( リダイレクト:キイロダカラ ) : ウィキペディア日本語版 | キイロダカラ
キイロダカラ(黄色宝)、学名 ''Monetaria moneta'' は、吸腔目タカラガイ科に分類される巻貝の一種。インド洋・太平洋の熱帯・亜熱帯海域に広く分布する小型のタカラガイである。本種の貝殻は嘗て、アフリカ・インド・中国・太平洋諸島の各地で貝貨(貨幣)として使われた歴史をもつ〔吉良哲明, 1959. キイロダカラ(メンガタダカラ), 「原色日本貝類図鑑」増補改訂版, 20図版, 51p. 保育社〕〔小菅貞男, 1994. キイロダカラガイ, ポケット図鑑「日本の貝」45p., 49p. ISBN 4415080480, 成美堂出版〕〔波部忠重・小菅貞男, 1996. キイロダカラガイ, 「エコロン自然シリーズ 貝」改訂版, 20図版, 54p. ISBN 9784586321063, 保育社〕〔Poutiers, J. M., 1998. ''Cypraea moneta''. Gastropods in: FAO Species Identification Guide for Fishery Purposes : The living marine resources of the Western Central Pacific Volume 1. Seaweeds, corals, bivalves and gastropods. Rome, FAO, 1998. 503p. 2013.1.24閲覧〕〔今島実ほか, 1999. キイロダカラガイ, 内田亨監修「学生版 日本動物図鑑」重版, 304p. ISBN 4832600427, 北隆館〕〔行田義三, 2003. キイロダカラ, 「貝の図鑑 採集と標本の作り方」120p. ISBN 4931376967, 南方新社〕〔奥谷喬司, 2006. キイロダカラ. 奥谷喬司・楚山勇 新装版山渓フィールドブックス 4「サンゴ礁の生きもの」124-125p. ISBN 4635060616, 山と渓谷社〕〔WoRMS - World Register of Marine Species - ''Monetaria moneta'' (Linnaeus, 1758) 2013.1.24閲覧〕〔静岡県自然学習資料センター 静岡県/静岡の自然を学ぼう/キイロダカラ【貝】 2013.1.24閲覧〕。
==名称== 和名は本種の背面が黄色を帯びることに由来し、末尾に「貝」をつけてキイロダカラガイ(黄色宝貝)と呼ばれることもある。また成体で貝殻の縁が瘤状に張り出したものはフシダカキイロダカラ(節高黄色宝)、若い個体は剣道具の面に似ることからメンガタダカラ(面形宝)とも呼ばれる。 一方、学名の"''Moneta''"は「通貨」、英名"Money cowry"は「貨幣のタカラガイ」を意味する。また中国語でも「货贝」である。これらは各地で貝貨として使われた歴史に由来する。学名のシノニムには''Cypraea moneta''、''Erosaria moneta'' 等がある。またフシダカキイロダカラを指して ''M. monetoides'' Iredale, 1939 等とすることもある〔〔〔〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キイロダカラ」の詳細全文を読む
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