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キウィタス キウィタス()とは、ラテン語で「都市」「国家」といった市民政治共同体、あるいは、それによって付与される「市民権」(狭義には「ローマ市民権」)を意味する語〔キウィタスとは - コトバンク〕。ギリシャ語で言うところの「ポリス」に相当する。ローマ人が初期のゲルマン人の自由民の民会で運営される群小規模部族国家と接触を持つようになると、彼らに関する記録を残したタキトゥス、カエサルらは、これもキウィタスと看做して記述した。 ==歴史==
==後世への影響== トーマス・ホッブズは、『リヴァイアサン』において論述した、社会契約的に形成された国家を英語で「コモンウェルス」と表現したが、それは「ラテン語ではキウィタスと呼ばれる」と付記しており〔『リヴァイアサン』 17章〕、ギリシャ・ローマの協約的な国家体制が自身の国家・社会思想の着想元であることを示唆している。 また、ジョン・ロックも同じように、その著書『統治二論』において、「私がコモンウェルスという言葉によって意味しているのは、ラテン人がキウィタスという言葉で表した独立の共同体のことである。」と述べている〔『統治二論』第二論 第10章〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キウィタス」の詳細全文を読む
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