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キクザメ目 Echinorhiniformes は、軟骨魚綱板鰓亜綱の下位分類群。1科1属2種を含む。全世界の海洋に広く分布すると考えられているが、いずれも深海性の稀種であるため、その生態はあまり知られていない。分類によっては、「キクザメ科」としてツノザメ目に含めることもある。 ==特徴== キクザメ類はかなり大型になり、全長4 mにまで成長する。楯鱗が大きいことが特徴で、直径5 -15 mmの鋭い棘状になっている。周囲の体表には菊の紋のような模様があり、キクザメの名はこの模様に由来する。棘の無い2基の背鰭は体の後方に位置し、臀鰭(しりびれ)を欠く。水深1,000 m までの深海に生息し、まれに定置網や底引き網などにかかることがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キクザメ目」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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