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キクシノブ
キクシノブ(''Pachypleuria repens'' (L. fil.) Kato)は、シダ植物門シノブ科キクシノブ属の植物で、常緑性の多年草である。着生植物で、葉の形がキクに似ている。 == 特徴 == 根茎は長く匍匐し、多数の根を出して岩などに着生する。根茎は径約1-1.5mm、一面に褐色の鱗片をつける〔光田 (1986) p.117〕。 葉は根茎からまばらに出て、長さ十数cm、その約半分が葉柄である。葉柄の基部は褐色を帯び、次第に緑色になり、まばらに鱗片をつける。葉身は三角っぽいか五角っぽい形で、羽状か基部の方で少し二回羽状に裂ける。葉質は堅くて厚みがあり、深緑で表面にはつやがある。葉裏はやや色が薄く、滑らか。どちらの面にも葉脈はほとんど浮かない。 葉の縁は丸い鋸歯が並び、裏側ではその切れ込みのところの内側に一つずつ胞子嚢群がつく。胞子嚢群は円形の包膜に覆われる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キクシノブ」の詳細全文を読む
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