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キシダグモ科[きしだぐもか]
キシダグモ科はクモ目に含まれる分類群の一つ。大型のクモも多く含まれ、特にハシリグモ類は水辺によく見られる大型種が多い。徘徊性のものと網を張るものが入り交じる。 == 概要 == キシダグモ科 Pisauridae は、コモリグモ科によく似ている。いずれも素早く走れるようにしっかりした歩脚を持ち、しかも歩脚の先端に三爪を有する。つまり造網性のクモの系統に属するもので、漏斗状の網を張るものもあるが徘徊性のもの、あるいは幼生は網を張るが成体は徘徊性のものを多く含む。したがって造網性から徘徊性に転じて進化したものと考えられる。 日本で代表的なのはハシリグモ類で、大型の種が多く、また水辺にいてよく泳ぎ、潜水も上手なので、ミズグモと間違えられることがある。 なお、和名は日本のクモ研究の先駆者である岸田久吉に献じられたものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キシダグモ科」の詳細全文を読む
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