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キシュウスズメノヒエ
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キシュウスズメノヒエ
キシュウスズメノヒエ ''Paspalum distichum'' L. は、イネ科の植物の一つで、よく這って伸びる多年草。水田などの雑草として重要なものである。変種にチクゴスズメノヒエがある。 == 概説 == キシュウスズメノヒエは熱帯域に広く分布し、日本でも関東以南で普通に見られる。日本では1924年に和歌山県で初めて発見され〔長田(1993)p.582〕、和名の紀州雀の稗はこれによる〔佐竹他(1982)p.98〕。穂は二叉状。日本のスズメノヒエ属の中では背丈の高くなるものではないが、匍匐枝を長く多く伸ばす植物で、非常に大きな群落をつくる。 水質地を好み、水田で繁茂して被害を与える。熱帯域では水路を塞ぐなどの被害も見られる。匍匐枝を切断しても、その断片から再び繁茂する。変種のチクゴスズメノヒエは基本変種より毛深く、大柄になり、雑草としては更にたちが悪い。これについては後述する。 別名にカリマタスズメノヒエがある。また英名としては knotgrass、jointgrass、water couch、water bermudsgrass がある〔野田・大林(1971)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キシュウスズメノヒエ」の詳細全文を読む
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