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キタアカシジミ(北赤小灰蝶、''Japonica onoi'')は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ミドリシジミ亜科に属するチョウの一種。 == 概要 == アカシジミとたいへん似かよっており、実際アカシジミの亜種''Japonica lutea onoi''として扱われていた。クヌギやコナラによく付くアカシジミに対してカシワとよく結びつき、終齢幼虫の体側に暗斑が現れることが長らく疑問とされていたが、猪又敏雄の研究によって1991年、亜種から昇格する。成虫は翅の地色がアカシジミに比して薄く、翅裏の白線がぼやけるなど差異はわずか。 生態はアカシジミや他のミドリシジミ亜科と大きくは変わらないが、寒冷地に生息するため成虫の出現はやや遅く、8月ごろまで見られる。生息地では大量発生することもある。成虫は産卵の際、カシワの小枝に10前後の卵塊をつくる。 越冬態は卵。森林性だが、低山に多い。 カシワを好んで食うことからカシワアカシジミと呼ばれることもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キタアカシジミ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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