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キチョウ(黄蝶、)は、チョウ目・シロチョウ科・キチョウ属に分類されるチョウの一種。草原や畑、道端や市街地などでごく普通に観察できる。 従来「キチョウ」とされていた種は、キチョウ(ミナミキチョウ、南西諸島に分布)とキタキチョウ(、本州~南西諸島に分布)の2種に分けられることになったが、外見による識別は困難。 == 形態・生態 == 前翅長は20-27 mmで、近縁のモンキチョウよりもやや小さい。翅は黄色で、雄の方が濃い色をしている。前翅、後翅とも外縁は黒色に縁どられ、裏面に褐色の斑点がある。夏型と秋型があり、前者は外縁の黒帯の幅が広いが、後者は黒色の縁が先端に少し残るか、もしくはない。成虫は年に5、6回発生し、越冬も行う。早春には活発に飛び回る姿が見られる。 卵は幼虫の食草の若葉や新芽に1個ずつ丁寧に産み付けられる。大きさは1 mmほどで乳白色。孵化直前には黄がかったクリーム色に変色する。形はシロチョウ科に共通する紡錘形で、縦に細かい条線が走る。 幼虫の食草はネムノキ、ハギ類(メドハギなど)のマメ科の植物。 ファイル:Eurema hacabe.jpg |吸蜜する成虫 ファイル:Eurema hecabe egg sec.jpg |卵 ファイル:Eurema hecabe cat sec.jpg |幼虫 ファイル:Eurema hecabe pupa sec.jpg|蛹 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キチョウ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Eurema hecabe 」があります。 スポンサード リンク
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