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キタナキウサギ(北鳴兎、''Ochotona hyperborea'' )は、ウサギ目ナキウサギ科に属するナキウサギの1種。アジア北部のウラル山脈からサハリンを経て日本の北海道まで、またモンゴルから中国東北部、朝鮮北部に至る地域に分布する。日本では亜種のエゾナキウサギ ''O. h. yesoensis'' が北海道の中央山地部と日高山脈沿いに棲息する〔阿部永(監修) 『日本の哺乳類[改訂2版]』 東海大学出版会, 2008年7月5日.ISBN 978-4-486-01802-5〕。 キタナキウサギの成獣は、体長12.7-18.6cm、尾長0.5-1.2cmに達する。キタナキウサギは体毛を年に2度生えかわらせ、夏毛は赤褐色、冬毛は灰褐色である。 キタナキウサギには、以下の9亜種が含まれる。ただし、最近の研究には、''O. h. mantchurica'' を独立種 ''O. mantchurica'' とするべきであるとするものもある。 * ''Ochotona hyperborea cinereoflava'' * ''Ochotona hyperborea coreana'' * ''Ochotona hyperborea ferruginea'' * ''Ochotona hyperborea hyperborea'' * ''Ochotona hyperborea mantchurica'' * ''Ochotona hyperborea normalis'' * ''Ochotona hyperborea uralesis'' * エゾナキウサギ ''Ochotona hyperborea yesoensis'' * ''Ochotona hyperborea yoshikurai'' == 出典・脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キタナキウサギ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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