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キナバル山(キナバルさん、, )は、ボルネオ島北部、マレーシア領のサバ州にある山である。標高 4,095.2mはマレーシアの最高峰である。 == 概要 == キナバルとは、マレー語でキナは中国、バルは未亡人の意味。キナバル山付近には、中国の王子とその未亡人の伝説も残っている。広東の漁師兄弟が台風で遭難、当地に漂着し、現地妻を娶った後、兄がホームシックで北上航海に出たが その後音信が途絶え、現地に残された妻がこの山にのぼってマレーへ帰る船影をさがしたという伝説も伝わる〔中国語版wikipedia 〕。実際にはアキ・ナバル(祖先の霊る山)がなまってキナバルになったという説が有力である。 1851年、プラントハンターのヒュー・ローによって初登頂を果たされる。ヒュー・ローは76種の新種の植物を採取した。世界でも有数の生物多様性に富み、6000種以上の植物と100種以上の哺乳類が確認されている〔NHK 世界の名峰グレートサミッツキナバル ~熱帯の命あふれる山~ 〕。山頂には、花崗岩による独特の岩場が広がっている。また山の麓は、熱帯雨林特有のジャングルとなっている。熱帯雨林から高山帯までの特異な動植物が数多く存在している。山麓のジャングルでは、世界最大の花とも言われるラフレシア、食虫植物として有名なウツボカズラが原生している。 山域は、キナバル自然公園として、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。 キナバル山のあるサバ州の旗には、キナバル山が描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キナバル山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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