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キヌガサソウ
キヌガサソウ(衣笠草、学名:''Paris japonica'')は、ユリ科ツクバネソウ属の多年草。APG植物分類体系では、メランチウム科に分類される。キヌガサソウ属(''Kinugasa japonica'')に分類されることもある。 == 概要 == 大きな葉を車輪状に広げた草で、一面に群れることが多い〔『山の植物誌(山渓カラー名鑑)』 山と溪谷社、2000年、ISBN 4-635-05609-0〕。名前の由来は傘状に広がる葉を、昔貴婦人が用いた衣笠にたとえたものとされている〔『野草図鑑(別冊趣味の山野草)』 栃の葉書房、2006年、ISBN 4-886-16172-3〕。花笠草(ハナガサソウ)という別名もある。古くから研究されており、1884年に白山で採取されたものが東京大学に最も古い標本として残されている〔『花図鑑 野草』 草土出版、1998年、ISBN 4-795-29551-4〕。田中澄江が新・花の百名山の著書で針ノ木岳の登山道に咲くこの花と山を紹介している。2010年10月7日に英国のキュー王立植物園は、日本固有の「キヌガサソウ」がこれまでに記録された範囲では細胞1つ当たりのゲノムサイズが最大の種であると研究報告した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キヌガサソウ」の詳細全文を読む
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