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kynurenic acid =========================== ・ 酸 : [さん] 【名詞】 1. acid
キヌレン酸 (キヌレンさん、KYNA) は、アミノ酸であるL-トリプトファンの代謝経路であるキヌレニン経路においてL-キヌレニンから生成される代謝物のひとつ。キヌレン酸は1853年にドイツの化学者ユストゥス・フォン・リービッヒにより犬の尿から発見され、その名称はこの「犬(kyn:ギリシャ語)+尿(urine)」にちなんで名付けられた。〔 Liebig, J., Uber Kynurensäure, ''Justus Liebigs Ann. Chem.'', 86: 125-126, 1853.〕 キヌレン酸は神経作用を有することが示されており、抗興奮毒(antiexcitotoxic)および抗けいれん(anticonvalsant)作用、あるいは興奮性のアミノ酸受容体へのアンタゴニストとして働く。このため、いくつかの重要な神経生理・神経病理過程に影響を及ぼす可能性があり、いくつかの神経生物学的疾患における治療での使用が検討されている。逆に言えば、キヌレン酸の増加はいくつかの病的状態と結びついている。 ==生合成== L-キヌレン酸は、L-キヌレニンからキヌレニン—オキソグルタル酸トランスアミナーゼ(英)による触媒反応にて生成される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キヌレン酸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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