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キハ187系 ( リダイレクト:JR西日本キハ187系気動車 ) : ウィキペディア日本語版 | JR西日本キハ187系気動車[きは187けいきどうしゃ]
キハ187系気動車(キハ187けいきどうしゃ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の特急形気動車である。 本項では便宜的に0番台+1000番台の編成を0番台、10番台+1010番台を10番台、500番台+1500番台を500番台として記述する。 == 概要 == 山陰地方の高速道路の整備が続いて道路との競争の激化したことへの対応、また特急列車を中心に使用されてきたキハ181系の老朽化に伴う置き換え用として、地方都市間の速達化と旅客の利便性の向上のために製造された特急形気動車で、JR西日本が新製投入した特急形気動車は1987年4月の同社発足以来本形式が初めてである。 2015年現在、381系の流れを汲む(制御付)自然振り子式車両としては、営業用の車両では最後発の形式となっている。(最後に製造された制御付自然振り子式車両は、JR北海道が2014年に開発し開発中止となった、制御付自然振り子式と車体傾斜式を合わせた「ハイブリッド車体傾斜システム」を採用するキハ285系である) 2001年の山陰本線安来駅 - 益田駅間の高速化事業〔高速化事業が完成した2001年7月7日のダイヤ改正にて、事業区間の安来駅 - 益田駅間と同時に米子駅 - 益田間も高速化された。〕によって新潟鐵工所で製造された0番台が投入され、2003年には山陰本線米子駅 - 鳥取駅間・因美線鳥取駅 - 智頭駅間の高速化事業によって日本車輌製造で製造された10・500番台が投入され、従来に比べて大幅な高速化を実現した。なお、0番台は島根県の、10・500番台は鳥取県の資金援助を受けて製作された〔JR新型特急導入は公費でGO! 山陰や北海道で成功 (インターネット・アーカイブ)- 朝日新聞 2008年8月25日〕〔鳥取県高速化事業 - http://www.pref.tottori.lg.jp/koutuu/ 鳥取県交通政策課〕。2002年には、鉄道友の会よりローレル賞を受賞している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JR西日本キハ187系気動車」の詳細全文を読む
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