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キバナオモダカ科(またはリムノカリス科;Limnocharitaceae)は単子葉植物の科。世界の熱帯に分布する水草、3属12種ほどからなる。花が大型で、観賞用に栽培されるものもある〔Christopher D.K. Cook and Ole Seberg. 2007. "Limnocharitaceae". pages 379-380. In: Vernon H. Heywood, Richard K. Brummitt, Ole Seberg, and Alastair Culham. 2007. ''Flowering Plant Families of the World''. Firefly Books: Ontario, Canada. ISBN 978-1-55407-206-4.〕 。葉は線形ないし楕円形で、沈水性の場合は線形となることが多い。 ''Butomopsis''属は''B. latifolia''の1種のみからなり、アフリカ、東南アジア、オーストラリア北部に広く自生する。 ''Limnocharis''属(キバナオモダカ属/リムノカリス属)と''Hydrocleys''属(ミズヒナゲシ属)は熱帯アメリカ原産。特に花の大きなミズヒナゲシ(別名:ウォーターポピーあるいはキバナトチカガミ、学名:''Hydrocleys nymphoides'')は、観賞用に広く栽培されている。(別名:ヌマオオバコ)はタイなどの熱帯の地域で野菜として利用される〔Vegetables, spices and fruits of Thailand 〕 。 かつてはハナイ科に含められていたが、後に独立の科とされた。オモダカ科の姉妹群とされ、APG植物分類体系では独立の科、さらにAPG第3版ではオモダカ科の一部とされている。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キバナオモダカ科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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