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キプンジ
キプンジ (''Rungwecebus kipunji'') はタンザニア南西部の山岳地帯で2005年に発見された新種の旧世界ザルである。発見当初、オナガザル科マンガベイ属に属する新種とされていたが、アラスカ大学博物館の研究チームが罠にかかった若いオスの死体よりDNA分析を行った結果、既存の属には分類されない新属であると2006年5月、米科学誌サイエンス上で発表した。このサルはオナガザル科の、「ルングウェセブス属キプンジ種 (''Rungwecebus kipunji'')」と命名された。 == 特徴 == 成体の体重は最大18kgで、茶色から灰色をした長い毛が体を覆っている。生息地域はタンザニア南部の狭い範囲に限られており、数十匹規模のグループで暮らしている。生格は内気とされる。 環境の変化や狩猟等により絶滅の危機に瀕していると見られ、レッドリストでは絶滅寸前 (Critically Endangered) に分類されている。2008年の調査で個体数は1117匹という結果が出ており、何ら対策を講じなければ20-50年のうちに絶滅すると考えられている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キプンジ」の詳細全文を読む
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