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キマワリ
キマワリ(木廻、''Plesiophthalmus nigrocyaneus'')は、甲虫目ゴミムシダマシ科の昆虫の一種。ゴミムシダマシ類の中では比較的大な甲虫で、目につきやすい普通種である。しかし知名度が低い。 == 成虫 == 成虫の体は楕円形で背中が盛り上がり、腹面は平ら。体色は黒色から黒藍色のものと緑真鍮色のものなど地域によって大きく差がある。脚が、特に前脚が体長に比して長い。その脚の長さから、木をぐるぐる回ることが連想され、この和名がついた。 幼虫、成虫共に朽木を食べる。 大都市圏郊外の広葉樹林に多く、里山を切り開いたニュータウンなどでは人間の生活空間に入り込むこともしばしばある。管理の行き届いた雑木林などでは倒木が放置されないため発生しにくいが、手入れを放棄されたところでは多く発生する。都市近郊などではこういった広葉樹林が人家の近くに多くあり、これがニュータウンなどで多く見られる要因のひとつともいえる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キマワリ」の詳細全文を読む
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