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キムコは台湾・高雄市に本社を有するオートバイメーカーの一つである。オートバイのブランド名としては漢字で「光陽機車」、英語では「光陽機車」の英語名「Kwang Yang Motor CO.」の頭文字をとって「KYMCO」とそれぞれ表記している。主力製品は50~700ccのバイクだが、ATVやシニアカー、発電機の生産も行なっている。1963年高雄市において設立され、2015年現在、台湾国内で最も大きなオートバイメーカーであり、台湾国内の新車販売シェアは40%を超えている。 1964年(昭和39年)より本田技研工業(以下ホンダという)から技術供与を受け、主に250cc以下の小型排気量のスクーター、アメリカンバイク、ATV等の生産を行っていた。 三陽工業(SYM)と共に、ホンダとの技術提携の上で台湾国内においてホンダブランドで販売していた。提携解消後は今ではヨーロッパを中心に世界90か国、年間30万台を輸出している。 2009年2月2日に2ストロークエンジンの50ccモデルは在庫限りで販売終了した。現在、50ccは4ストロークエンジンのモデルしか存在しない。 BMWが販売するスクーター、C600、C650GT、およびハイブリッドカー、i3のエンジンは、キムコが受託生産をおこなっている。 台湾国内における川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニー製2輪車の正規輸入販売はキムコが行っているほか、川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーと合弁で中国の常州市にエンジン製造工場を構えている。 2013年度の売り上げは500億新台幣(約1500億円である。2014年8月現在) == 日本での販売 == 日本では2000年4月、埼玉県八潮市に「株式会社キムコ・ジャパン」が設立され、日本での輸入販売が開始された。このときは日本の並行輸入ディーラーのグループ会社としての扱いだった。 2015年5月27日、台湾キムコの全額出資で新規日本法人「キムコジャパン株式会社」が設立され、日本国内の全業務を引き継いで再スタートした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キムコ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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