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キムパブ ( リダイレクト:キムパプ ) : ウィキペディア日本語版 | キムパプ
キムパプ(Gimbap,김밥)は、朝鮮の海苔巻きのこと。キムは「海苔」、パプは「ご飯」の意。韓国語の発音をカタカナ表記すると「キンバプ(kimbɐp̚)」または「キンパプ(kimp͈ɐp̚)」〔김밥 - forvo〕に近い。朝鮮では、1月15日に海苔でご飯を巻いた具無しのキムパプをナムルと共に食べれば、目が良くなるという俗説がある。 == 起源 == 日本の海苔巻きに由来し、日本との行き来が盛んになり始めた19世紀末から朝鮮でも日本の海苔巻きが食べられ始め、韓国併合以降の朝鮮半島で、ごま油を使うなどのアレンジが加えられ派生したものである〔 〕。「三国時代 (朝鮮半島)の「쌈(サム)」の一種で「福裏・보쌈(ポッサム)」と呼ばれる食品が起源とする意見もあるが〔1938年1月05日東亜日報 「正初行事」〕、「쌈(サム)」とは茹で豚を野菜で包んで食べる料理である。おかずなしで手軽に食べることができることから、携行食やファーストフード的なものとして韓国では1960-70年代から流行し始めた〔。 キムパプは、戦前戦後も日本語式に「ノリマキ」と長らく呼ばれていたが、1948年に韓国政府の国語醇化政策により「김밥(キムパプ)」と呼ぶよう指定された。しかし1990年代に至るも一般では「ノリマキ」と呼ばれており、「朝鮮語の国語純化」として、国立国語院が『日本語式生活用語純化集(1995年発行)』の中で「生活用語として朝鮮語の中に残っている日本語的語彙」のひとつとして「ノリマキ」を挙げ、これを「キムパプ」と置き換えて表記するよう推進し、それ以降「キムパプ」と言う呼び名が定着した〔財団法人自治体国際化協会「国語純化運動 」〕〔2009年3月17日 PRESSian1995年発行「日本語式生活用語純化集」紹介記事 (朝鮮語)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キムパプ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gimbap 」があります。
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