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キメラブロックスはタカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』に登場する架空の兵器。 == 概要 == ゾイドブロックスの一種で、モチーフとして、カメとゴリラを合わせたシェルカーンや、テッポウウオとディプロカウルスを合わせたディプロガンズなど、二種類の生物の特徴を併せ持つためキメラと呼ばれる。 キメラブロックスの技術的なルーツはブロックスゾイド同様、ZOITEC社にある。共和国に先んじてブロックス技術に着目していたネオゼネバス帝国は、戦力増強とパイロット不足を補うため、これをより軍事色の強い自律行動型無人ゾイドとして運用する事を決定。ZOITEC社に対しても半ば恫喝的なキメラ開発を要求した。しかし、ブロックスの平和利用を願うZOITEC社はこれに反発し、ヘリック共和国への支援に方針を転換する〔。これによって、共和国と帝国で異なる進化を遂げたブロックスの開発競争が始まった。 キメラブロックスも人工ゾイドコアに遺伝子情報をプログラミングし、あらゆる生体の構成を認知させるという点ではブロックスゾイドと同様であるが、キメラブロックスでは人工ゾイドコアのプログラムにかけられたプロテクトが解除されている。このプログラム「CHIMERA」は複数種の生体の攻撃性の高い部位を融合する事が可能なものであった〔タカラトミー「ゾイドグラフィックスvol.3 ツインホーン」付属冊子より〕。 当初は完全な無人機としての運用が考えられていたキメラであったが、ゾイドとしての闘争本能が制御用プログラムを侵食してしまい、敵どころか味方にまで襲い掛かり、さらには敵機・野生体を問わず、他のゾイドを捕食し突然変異を引き起こしてしまう危険性を秘めていた〔トミー「BZ-06 シェルカーン」パッケージ解説〕。また、個々での行動には対処できても、大規模な会戦には対応できないというデメリットもあったため、軍事的な利用価値は低かった〔。ネオゼネバスでは、ダークスパイナーを司令母機としてコントロールする運用も行っていたが〔、国力の問題からこの機体の早期の大量生産は不可能であるため〔、後に無人型キメラブロックスを遠隔統制する機能を持たせた有人型キメラブロックスロードゲイルとディアントラーを開発している。これによってキメラは戦略的な運用が可能となり、ネオゼネバス帝国の戦力として本格投入が決定する事となる。 ; 備考 :ゾイドブロックスシリーズ開始初期(BZ001~BZ013)においてはゾイドバトルストーリーそのものがオフィシャルファンブックEX開始まで休止していた事もあり、ブロックスゾイド同様、キメラブロックスがバトルストーリー・パッケージ解説においてその所属が具体的に記述される事はなかった。この時期の解説では主に中央大陸を支配する某強国が反乱勢力の撃滅のために投入したゾイドであるとされている。 :その後、BZ-014 ディアントラー発売によってその所属勢力が初めて帝国軍であると明記。同日発売のEZ-068シュトルヒ同梱ゾイドオフィシャルファンブックEX5においてもバトルストーリー内でその活躍が描かれ、以降のキット同梱オフィシャルファンブックやBZ-015スティルアーマー以降は明確に「ネオゼネバス帝国」の機体群として扱われた経緯を持っている(スティルアーマー以前のキメラは、ゾイド公式ファンブック4巻において一纏めにネオゼネバスの所属となった)。 :一方で、電撃ホビーマガジン誌「SMACK ZOIDS」記事は早期からバトルストーリーとゾイドブロックスシリーズのリンクを図っており、2002年8月号の段階で鉄竜騎兵団を擁する新帝国によるキメラブロックス開発、同年9月号では電子戦機(ダークスパイナー)を活用した運用方法が語られている。(ただし、この時期の記事ではブロックス技術の開発元が西方大陸に存在するゾイド研究機関グローバリーであるとされ、後々のZOITEC社を巡る設定とは差異も存在する。) :漫画『ZOIDS惑星Zi』では惑星Zi征服をたくらむ東方大陸出身の技術者・エーマが遺伝子操作技術で作り出されたゾイドとされている。 :パラブレードはネオゼネバス帝国派の企業であるZi-ARMS社製だが、あくまでパラサウロロフス型であってキメラをモチーフとしていないので、ブロックスゾイドの範疇である。 :アニメ『ゾイドフューザーズ』には、ディアントラー以外の全てのキメラブロックスが登場した(ただしキメラドラゴン及びその構成機体は第17話のラストシーンから第18話にかけてのみ登場)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キメラブロックス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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