翻訳と辞書
Words near each other
・ キャスパー (ワイオミング州)
・ キャスパー (哨戒フリゲート)
・ キャスパー (映画)
・ キャスパー:誕生編
・ キャスパーのオバケ学園
・ キャスパー・W・ワインバーガー
・ キャスパー・ウェルズ
・ キャスパー・ハウザー
・ キャスパー・バルトリン
・ キャスパー・ベゲルンド
キャスパー・ワインバーガー
・ キャスパー・ヴァン・ディーン
・ キャスパー装甲兵員輸送車
・ キャスビレッジ
・ キャスビー
・ キャスマニア
・ キャスリン
・ キャスリング
・ キャスリン・C・ソーントン
・ キャスリン・アーブ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

キャスパー・ワインバーガー : ミニ英和和英辞書
キャスパー・ワインバーガー[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

キャスパー・ワインバーガー : ウィキペディア日本語版
キャスパー・ワインバーガー[ちょうおん]

キャスパー「キャップ」・ウィラード・ワインバーガー(, 1917年8月18日 - 2006年3月28日)は、アメリカ合衆国政治家法律家リチャード・ニクソン政権で行政管理予算局局長、保健教育福祉長官ロナルド・レーガン政権で第15代国防長官(在任期間:1981年1月21日 - 1987年11月23日)を務めた。
国防長官としては、歴代国防長官経験者の中で3番目に長い在任期間(約6年10ヶ月)〔歴代国防長官経験者の中で最も在任期間が長いのは、ジョン・F・ケネディ政権とそれに続くリンドン・ジョンソン政権で長官を務めたロバート・マクナマラ(約7年1ヶ月)であり、2番目に長いのはジェラルド・フォード政権とジョージ・W・ブッシュ政権で長官を務めたドナルド・ラムズフェルド(約7年1ヶ月、ただし正確な日数ではマクナマラの方が上回っている)である。ただし、これは連続在任期間ではなくトータルの在任期間であって、マクナマラとワインバーガーの両名の場合はいずれも連続して在任していたのに対し、ラムズフェルドの場合はフォード政権で約1年2ヶ月務めたのちジミー・カーター政権への交代に伴って退任し、それから24年後に再びジョージ・W・ブッシュ政権で長官に就任し、約5年11ヶ月務めるという不規則な形となっている。〕を誇り、この間レーガン大統領の下、冷戦期のアメリカ国防政策、戦略を指導した。特に戦略防衛構想(SDI)の推進や、イラン・コントラ疑惑の際に訴追されたことなどが知られる。国防長官辞任後は雑誌『フォーブス』の発行人も務めたほか、イラン・イラク戦争時はイラク援助に政府内で最も積極的だった〔アラン・フリードマン「だれがサダムを育てたか アメリカ兵器密売の10年」〕にも関わらず、2003年イラク戦争開戦前にはサッダーム・フセイン政権の転覆を唱えるなどタカ派の論客として活躍した。
このように強硬派として知られる一方で、1987年12月にワシントンで署名される予定であった中距離核戦力全廃条約(INF全廃条約)に反対の立場を取っているとされることについて自身も特に否定しているが、国防長官就任当初、最初に同条約の骨子を主張したのはワインバーガーである。
== 生い立ち ==
1917年8月18日、カリフォルニア州サンフランシスコにヘルマン・ワインバーガー、セリーズ・カーペンター・ハンプソン夫妻を両親として生まれる。父はコロラド州出身の弁護士であり、母はヴァイオリニストだった。また、父方の曾祖父ナタン・ワインバーガー(ヴァインベルガー)はボヘミア出身の東欧系ユダヤ人であり、母方の祖父母はイングランドからの移民で米国聖公会の信者であった。
1938年ハーバード大学を卒業し、で学位を得る。さらに1941年には同大学のロースクールを修了し、法務博士号(J.D.)を取得する。同年アメリカ軍に兵卒として入隊し、に所属、太平洋地域に派遣される。終戦直前には陸軍大尉に昇進し、ダグラス・マッカーサー麾下で、情報担当の参謀を務めた。このような経歴を経て、ワインバーガーは早い時期から政治と歴史に対して関心を抱くようになった。特にウィンストン・チャーチルから大きな影響を受け、チャーチルに対して特別な賛辞を贈るようになり、後にはしばしば彼の言葉を引用するようにまでなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キャスパー・ワインバーガー」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.