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キャス・デイリー : ウィキペディア日本語版
キャス・デイリー[ちょうおん]

キャス・デイリー(Cass Daley、本名:キャサリン・デイリー、Catherine Dailey、1915年7月17日 - 1975年3月22日)は、アメリカ合衆国のラジオ、テレビ、映画で活躍した女優歌手コメディエンヌアイルランド系路面電車の車掌の娘であったデイリーは、1940年代から、ナイトクラブや、ラジオに、バンドのボーカリストとして出演し始めた。
== 経歴 ==
デイリーは子どもの頃から、近所の店先で歌いはじめていた。彼女は、その出っ歯と滑稽な歌い方で知られ、十代の頃からクローク係や電気工として働きながら、クラブで歌っていた。1930年代には、舞台に上がるようになり、1936年から1937年にかけては『''Ziegfeld Follies''』の舞台にも立った。1940年代には、デイリーは映画に進出して、『''The Fleet's In''』(1942年)ではドロシー・ラムーアベティ・ハットンと共演し、『''Crazy House''』(1943年)ではオーレ・オルセン (Ole Olsen) やチック・ジョンソン (Chic Johnson) と共演した。1943年の映画『''Riding High''』ではディック・パウエルやドロシー・ラムーアと共演し、1945年の映画『''Out of This World''』ではエディ・ブラッケン (Eddie Bracken) やダイアナ・リン (Diana Lynn) と共演した。1954年の『''Red Garters''』ではローズマリー・クルーニーと共演したが、1967年の映画『''The Spirit Is Willing''』や1970年の映画『''Norwood''』が、最後に出演した映画となった。
1944年には、コメディアンボブ・バーンズ (Bob Burns) がNBCラジオでもっていた番組『''The Bob Burns Show''』に、準レギュラーとして、何度もゲスト出演した。第二次世界大戦中のデイリーは、海外に派兵されたアメリカ兵たちの間で、歌手として大いに人気を博し、米軍ラジオ放送 (Armed Forces Radio Service (AFRS)) の番組『''Command Performance''』や『Mail Call』などにたびたび出演した。1945年、デイリーは、人気ラジオ番組『''The Fitch Bandwagon''』のキャストに加わった。1950年には、自身の冠番組『''The Cass Daley Show''』をもつに至った。
デイリーは、ホーギー・カーマイケルとともに、何枚かレコードを吹き込んだ。そのうちの1曲である「The Old Piano Roll Blues」は、1950年Billboard Hot 100 のチャートで最高11位まで上昇して10週にわたってチャートに留まり、1951年には「Aba Daba Honeymoon」が最高23位まで上昇して3週の間チャートに留まった。
「Put the Blame on Mame」のデイリーが1946年に吹き込んだバージョンは、わずか2か月の間に15万枚を売り上げた。
やがてラジオが衰退すると、デイリーは引退し、カリフォルニア州ニューポートビーチで、ひとり息子を育てた。夫であったフランク・キンセラ (Frank Kinsella) と離婚した後、1970年代にカムバックを試み、テレビ、映画、舞台などで端役を演じた〔。1972年には、昔懐かしいレビュー『''Big Show of 1928''』の一座に加わり、全米各地を巡業して、ニューヨークマディソン・スクエア・ガーデンにも出演した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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