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カパイシャン(Kap Ayisyen, Okap, オカプとも)はハイチの都市。2003年の人口は11万人。北県の県庁所在地である。 フランス植民地時代のサン=ドマングにレイスウェイク条約を受けて王命で1711年にカプ=フランセとして建設された。1803年のカプ=フランセ郊外のヴェルティエルの戦いでデサリーヌら反乱軍が勝利し、ハイチ独立に伴い改名された。 1806年にアンリ・クリストフのハイチ国の首都ミロはカパイシャンの12マイル東南に置かれた。ミロにはサン=スーシ城が残されている。シタデル・ラフェリエールはそこから5マイル南の山の上、カパイシャンから17マイル南にある。晴れた日には市内からそれらを眺望できる。1811年クリストフが王位を宣言してアンリ1世となると首都がカプに移され、カプ=アンリに改名された ( - 1820年)。 カリブ海に面し、ペチョンヴィルの上流階級の別荘地ともなっている。アメリカ海兵隊による占領 (1915年 - 1934年) の名残で南北の通りはアルファベット、東西の通りは数字で呼ばれる。 東南端に小さなカパイシャン空港があり主に国内線を運航し、国連軍のチリ部隊が警備にあたっている。国際線はフォートローダーデールとの間で週に5便をリンクス国際航空が運航している。市内には国連ハイチ安定化派遣団 (MINUSTAH) の隊員数百人が駐留する。 フェンスで囲まれたラバディーはカパイシャンの北西6マイルにあり、ロイヤルカリビアンのクルーズ船の停泊地となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カパイシャン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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