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キャナルシティ博多(キャナルシティはかた、Canal City HAKATA)は、福岡県福岡市博多区住吉一丁目にある複合商業施設。1993年(平成5年)6月3日に着工。1996年(平成8年)4月20日に開業した。福岡地所が所有・運営している。 == 概要 == 旧福岡シティ銀行(現:西日本シティ銀行)系列の不動産会社である福岡地所が、1996年(平成8年)4月に、カネボウプール(さらにその前は鐘紡の工場・一時期はゴルフ練習場や駐車場にもなっていた)跡地にオープンさせた。建築デザインはアメリカ人建築家ジョン・ジャーディが担当した。 1977年12月にカネボウ工場敷地の一部(1万m²)を購入。当初はマンションを建設予定であったが、残りの敷地も手に入れる可能性が出たことから途中で方針を転換。商業施設「サンライフシティ(仮称)」としてダイエーをキーテナントとして計画を進めた〔吉塚哲「四島司聞書 殻を破れ」P175-185 西日本新聞社 2012年11月12日閲覧〕。 当初は「ショッパーズプランタン博多」や「KOU's」を核テナントとする予定であったが、開業直前にダイエー系のディスカウントショップ「ダイエーNOW」と「メガバンドール」を核テナントに決定した〔近隣に所在したダイエー渕上店との兼ね合いも勘案しながら検討したとされている。〕。 施設は7つの建物群から構成されている。キャナルシティ・オーパビルが中央部に位置し、それを扇状に拡げる形でシアタービル、福岡ワシントンホテルビル、ビジネスセンタービル、アミューズメントビル、メガストアビル、オーパビルの対向にグランドハイアット福岡ビルが置かれている。4階以下ではシアタービル、福岡ワシントンホテルが入居するビル、アミューズメントビル、メガストアビルはキャナルシティ・オーパビルを介して一体となっており、地下1階・1階・3階でその他のビルと連絡している。 英語で「運河」を意味する「キャナル (canal) 」の名前の通り、地下1階には疑似運河が流れている。ほとんどの施設は運河の東にあり、「グランドハイアット福岡」のみ運河の西にある。施設中央の運河沿いにはサンプラザステージがあり、ほぼ毎日マジックショーなどの様々なイベントが行われており、週末を中心に音楽ライブや地元テレビ局の番組収録なども頻繁に行われている。 なお、キャナルシティ博多の西側近隣は九州最大の歓楽街・中洲の南端に位置する南新地であり、水商売、風俗店やラブホテル等のビル・店舗が西方周辺すぐ近くに林立しているため、 2020年にキャナルシティのすぐ前に福岡市地下鉄七隈線が開業予定(駅名は未定)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キャナルシティ博多」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Canal City Hakata 」があります。 スポンサード リンク
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