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カンプトサウルス (''Camptosaurus'') は、主に中生代ジュラ紀後期から白亜紀前期に生息していたくちばしのある草食恐竜の一種。旧名はカンプトノトゥス。キャンプトサウルスともよばれる。属名の意味は『曲がったトカゲ』である。 ==特徴== 全長約5 - 7メートル。全体的な体形はイグアノドンに似ているが、後肢の指が4本あるなどの違いがある。腕よりも脚のほうが長く二足歩行に適していたと考えられるが、足跡化石から普段は4本脚でゆっくり歩いていたことがわかっている。前足は5本の短い指を持ち、するどい爪がそろっていたものの、イグアノドンに比べ貧弱で武器となるようなものではなく、肉食恐竜からの防御手段は走って逃げることだったと考えられる。生息時代はアパトサウルス、アロサウルスなどに代表されるモリソン動物群であり、アロサウルスやケラトサウルスなどの大型の捕食者から身を守るには、戦うより逃げるほうが有効だったのかもしれない。 化石は北アメリカとヨーロッパの、ジュラ紀後期キンメリッジアンから白亜紀前期バレミアンと広範囲から発見されている。研究が進めば別の属だと判る種を含んでいると考えられる。 ファイル:CamptoSkull.jpg|頭骨 ファイル:Marsh_Camptosaurus.jpg|マーシュによる骨格図。 ファイル:Camptosaurus.jpg|復元図 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カンプトサウルス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Camptosaurus 」があります。 スポンサード リンク
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