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キュティッソーロス : ミニ英和和英辞書
キュティッソーロス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

キュティッソーロス : ウィキペディア日本語版
キュティッソーロス[ちょうおん]
キュティッソーロス(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してキュティッソロスとも表記される。プリクソスコルキスの王アイエーテースの娘カルキオペーとの子で、アルゴス、プロンティス、メラース〔ロードスのアポローニオス『アルゴナウティカ』2巻1155行-1156行。〕〔アポロドーロス、1巻9・1。〕、プレスボーンと兄弟〔エピメニデース断片12(ロードスのアポローニオス『アルゴナウティカ』2巻1122行への古註)。〕〔パウサニアス、9巻34・8。〕〔パウサニアス、9巻37・1。〕。母親をアイエーテースの娘イオポッサとする説もある〔アクーシラーオス断片25(ロドスのアポローニオス『アルゴナウティカ』2巻1122行への古註)。〕〔ヘーシオドス断片193。『大エーホイアイ』(ロードスのアポローニオス『アルゴナウティカ』2巻1122行への古註)。〕。
== 神話 ==
ロドスのアポローニオス叙事詩アルゴナウティカ』によると、彼ら兄弟はコルキスで死去したプリクソスの遺言に従い、祖父アタマースからプリクソスの遺産を継承するためにオルコメノスへの帰国を試みたが〔ロドスのアポローニオス『アルゴナウティカ』2巻1095行-1096行。〕〔ロドスのアポローニオス『アルゴナウティカ』2巻1152行-1153行。〕、アレースの島近くを航海中に嵐に遭い、荒波に船を破壊されて島の海岸に打ち上げられ、アルゴナウタイたちに助けられた〔ロドスのアポローニオス『アルゴナウティカ』2巻1097行-1230行。〕。その後、アルゴナウタイをコルキスに案内した後、彼らとともにギリシアに帰国した。
ヘロドトスによると、帰国したキュティッソーロスはアタマースが生贄として殺されそうになっているのを発見して助け出した。しかしこの行為のためにキュティッソーロスはゼウスの怒りをかった。そこで人々はキュティッソーロスの子孫の長男が市会堂(プリュタネイオン)に入るのを禁じた。そしてもし入るのを発見されたら、生贄として殺されるときまで、市会堂の中にいなければならなかった。このため発見された者の多くは国外に逃亡したが、帰国し再び市会堂に入るのを発見されたら、行列の中に引き出されて殺されたという〔ヘロドトス『歴史』7巻197。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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