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クリスマス()は、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭である〔クリスマス【Christmas/Xmas】 (大辞泉)〕〔クリスマス3 【Christmas】 (大辞林)〕(降誕を記念する日)〔『キリスト教大事典 改訂新版』350〜351頁、教文館、1977年 改訂新版第四版〕。12月25日に祝われるが、正教会のうちユリウス暦を使用するものは、グレゴリオ暦の1月7日に該当する日にクリスマスを祝う〔質問:クリスマスは12月25日?ロシアでは1月7日に祝うと聞いたのですが (ニコライ堂 )〕〔正教会では降誕祭は1月7日で祝われると教えられましたが、教会の予定表では12月25日ですね、どうしてですか (名古屋ハリストス正教会 )〕。ただし、キリスト教で最も重要な祭と位置づけられるのはクリスマスではなく、復活祭である〔正教会の出典:正教会の復活祭 2003年復活祭フォトレポート (名古屋ハリストス正教会 )〕〔カトリック教会の出典:四旬節 断食(大斎・小斎) カーニバル (カトリック中央協議会)〕〔聖公会の出典:復活祭を迎える (日本聖公会 東京教区 主教 植田仁太郎)〕〔プロテスタントの出典:『キリスト教大事典』910頁、教文館、1973年9月30日 改訂新版第二版〕。 キリスト教に先立つユダヤ教の暦、ローマ帝国の暦、およびこれらを引き継いだ教会暦では日没を一日の境目としているので、クリスマス・イヴと呼ばれる12月24日夕刻から朝までも、教会暦上はクリスマスと同じ日に数えられる。教会では降誕祭といった表記もある。 一般的年中行事としても楽しまれる。ジングルベルなどのクリスマスソングは多くの人に親しまれている。 ==概要== 新約聖書には、イエス・キリストの誕生日を特定する記述は無い。 キリスト教においてもクリスマスは「降誕〔多くの教派で、「誕生」ではなく「降誕」の語を用いる〕を記念する祭日」〔と位置づけられており、「イエス・キリストの誕生日」と考えられているわけでは無い。イエス・キリストが降誕した日がいつにあたるのかについては、古代からキリスト教内でも様々な説があった(例えば3世紀の初め頃には、アレクサンドリアのクレメンスは5月20日と推測していた)〔。 降誕祭とは別に、西方教会では1月6日にキリストの公現を祝う(公現祭)。12月25日の生誕祭は、遅くとも345年には西方教会で始まった。ミトラ教の冬至の祭を転用したものではないかと言われている。 キリスト教圏では、クリスマスには主に家族と過ごし、クリスマスツリー(常緑樹で、一般にモミの木)の下にプレゼントを置く。プレゼントを贈る気持ちである「愛」の日でもある。 クリスマスツリーの習慣は、中世ドイツの神秘劇でアダムとイヴの物語を演じた際に使用された樹木に由来している。またクリスマスツリーに飾りつけやイルミネーションを施す風習は19世紀以降のアメリカ合衆国で始まったものである〔。 サンタクロースは、キリスト教の聖人である奇蹟者聖ニコライ(ニコラウス)の伝説が起源とされる。 正教会では、正式なフルネームとしては「主神我が救世主イイススハリストスの降誕祭」として祝われる(イイスス・ハリストスはイエス・キリストのギリシャ語読み)。エルサレム総主教庁、ロシア正教会、グルジア正教会と、非カルケドン派教会であるコプト正教会はユリウス暦の12月25日(21世紀現在、グレゴリウス暦1月7日にあたる)に降誕祭を祝うが、ギリシャ正教会、ブルガリア正教会などでは修正ユリウス暦の12月25日(21世紀現在、グレゴリウス暦の同日にあたる)に執り行う。正教会では、降誕祭と神現祭(主の洗礼祭:降誕祭の12日後)とは奉神礼として一連のものであり、構造は同じである。降誕祭の祭前期には「聖列祖の主日」で原祖アダム以来のキリストの肉に縁る先祖を、「聖世祖の主日」では神の祖父母イオアキムとアンナら歴代の義者を祭る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリスマス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Christmas 」があります。 スポンサード リンク
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