|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
キリンレモン(KIRIN LEMON)は、キリンビバレッジが製造し、キリン(株)が販売している炭酸飲料である。 ==概要== 1928年(昭和3年)3月16日に発売され、日本国内では日本コカ・コーラから発売されているスプライト、アサヒビール系のアサヒ飲料から発売されている三ツ矢サイダー、サッポロビール系のポッカサッポロフード&ビバレッジ(旧・ボッカコーポレーション/サッポロ飲料)から発売されているリボンシトロンと並んでサイダー・ラムネ類の定番でロングセラー商品である。340ミリリットルびんは1958年、クレールと通称される200ミリリットルびんは1965年以来同一デザインを踏襲しているが、200ミリリットルは2003年、340ミリリットルは2002年にそれぞれ軽量化され微かに変化しており、340ミリリットルびんは2010年秋頃に製造を終了している レモンの抱く商品名だが無果汁で、レモンの爽やかさを楽しむためレモン果皮由来の天然香料を用いている。近年の微炭酸流行に反し強めの炭酸含有で嗜好家に人気を得ている。レモン果汁入り微炭酸のキリンレモンセレクトは、1998年に一旦生産終了するも2007年に約1年間再度販売された。ビール業界でドライビールが好評を博した1988年にキリンレモンドライを発売している。缶やペットボトル製品は発売当初びん製品とは異なる独自デザイン〔1928年から 1957年まで販売されたびんは、キリンラガービールラベル記載の麒麟がデザインされ黄色で焼き付けられていた。〕だったが、1998年にキリンレモンセレクトと統合して瓶製品と統一感がある形状になり、キリンビールのラベルで用いられている古代中国の霊獣としての麒麟ではなく、実在のキリンとレモンを合体した「キリンレモンくん」なるマスコットキャラクターを用いた。 2006年に糖質を従来品に比して27パーセント減じて風味を刷新し、CMはモデルの浦浜アリサを起用し、デザインは佐藤可士和が「キリンレモン」をロゴ文字から明朝体に置き換えるなど大胆な変更に賛否があった。びん製品は従来の風味とデザインが変更されていない。 2008年に発売80周年を期して商品改良している。レモン香料の改良や天然水100パーセント使用に加えて乳酸カルシウムを新たに配合し、商品外観デザインを黄色と青ベースで一層目立たせ、2006年の改良で缶とペットボトル商品から消えた「キリンレモン」のロゴ文字が復活している。蜂蜜とレモン果汁を配合した「キリンレモンスポーツ」やミント風味「キリンレモンクール」などの新商品を同時に発売している。CMは『巨人の星』が用いられて星飛雄馬、星一徹、星明子が登場する星一家編と、左門豊作が登場する左門一家編がある。びん製品は従来の風味とデザインが継続されている。 2008年(平成20年)9月2日、レモン香料を加えたホワイトソーダ「キリンレモン白組」を9月9日に全国発売すると発表。しかし9月5日、輸送時の振動や保存状態によって泡が噴き出しやすくなる不具合が判明したとして、同商品の発売中止を発表した 2009年(平成21年)4月21日にレモン本来の爽やかな風味をさらに強化するリニューアルを行う。レギュラー(天然水を使用)はペットボトルのみの展開になり、缶製品は「キリンレモンオリジナル」として従来の瓶製品の味を再現したものに変更された(こちらは純水を使用)。さらに、瓶製品は従来の味が存続され(瓶のデザインも変わっていない)、キリンレモンの中でも、味や品質が少しずつ異なる商品が3種類存在している。 2010年(平成22年)4月6日にレギュラーをリニューアル。新たに、カルシウムとビタミンB6を配合し"健康炭酸飲料"に進化。同日にシジミに含まれるオルニチン、クエン酸、ビタミンB6を配合し、早摘みレモン果汁使用(果汁1%)、糖類ゼロ設計の「大人のキリンレモン」を発売した。この「大人のキリンレモン」はキリングループ縦断ブランド「キリン プラス-アイ」の1製品として発売される。なお、製品のリニューアルに伴い、EXILEのMAKIDAIとTAKAHIROがCMに出演しており、楽曲も本CMのために書き下ろした『My Station』を起用している(この楽曲は同年6月9日にリリースされたシングル『FANTASY』に収録)。 2011年(平成23年)6月7日に「大人のキリンレモン」をリニューアル発売。レモン感をアップし、クエン酸を増量。また、従来の500mlペットボトルに加え、大容量の1.5Lペットボトルを追加設定した(東日本大震災の影響で当初の予定から約2ヶ月遅れのリニューアル発売)。CMにはこれまでのEXILEの2人に加え、新たにAKIRAも参加している。同年12月6日にはTVCMに出演しているMAKIDAI・AKIRA・TAKAHIROの監修を受け、オルニチンに加え、レモン30個分のビタミンCとローヤルゼリーをプラスし、レモン(果汁10%未満)のみずみずしいおいしさに仕上げた数量限定品「大人のキリンレモン リミテッド」を発売。本製品は東日本大震災復興支援プロジェクト「EXILE Rising Sun Project〔本プロジェクト連動のTVCMには「キリンレモン」のほかに「ウィッシュ(トヨタ自動車)」のバージョンと「ロートジー(ロート製薬)」のバージョンがあり、基本パターンは統一されている。〕」の製品となっており、売り上げの一部は東日本大震災の復興支援に役立てられる。 2012年(平成24年)4月9日に「キリンレモン」・「大人のキリンレモン」を同時リニューアル。「キリンレモン」は甘みを立たせた味わいに改良することで子供にも飲みやすく仕上げた。また、サイズラインナップは従来からのペットボトルに加え、約3年ぶりに缶製品も追加された(缶製品の追加に伴い、「キリンレモンオリジナル」は2012年(平成24年)4月で製造終了)。「大人のキリンレモン」はレモンピールの香りをプラスしてレモン感をアップするとともに、甘みもアップすることでカロリーゼロでありながらしっかりとした飲みごたえを実現した。同年6月12日にはクエン酸・ナトリウム・カルシウム・ビタミンB6を配合した中学生・高校生向け製品「青春のキリンレモン」を発売した。 2014年(平成26年)7月1日に「キリンレモン」を約2年3ヶ月ぶりに全面刷新(リニューアルはペットボトル・缶製品のみで、200ml瓶は従来通り発売)。「日本の未来を担うティーンの前向きな日常を応援することで、日本を元気にする!」をブランドビジョンとして掲げ、約半年間にわたって現役高校生からリアルなライフスタイルや価値観を直接聞きながら、飲用シーン・中身・パッケージについて好みやアイディアをふんだんに取り入れられており、中身は新たにはちみつを加えることでコクのある甘みをプラス。パッケージは「キリンレモン」の伝統カラーである青・黄・水色を生かしながら、ブランドロゴを刷新するなどより現代的なパッケージとなり、高校生が最も自分向けと感じられるブランドへと進化した。またレモンの黄色をオレンジに近づけ、ハチミツのイメージを印象づけるデザインでもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キリンレモン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|